【ネタバレなし感想】『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ (P5S)』

僕が『ペルソナ5(P5)』を知ったのは、『大乱闘スマッシュブラザーズSP(スマブラSP)』のダウンロードコンテンツとして、ペルソナ5の主人公『ジョーカー』が参戦したことがきっかけ。

その頃の僕は全く『ペルソナ5(P5)』を知らず、なんとなく『スマブラSP』で『ジョーカー』を使ってみたものの、上級者向けのキャラということもあり、勝つことが難しくて使うのを諦めてしまった。

しかし、Amazon Prime Videoの『P5A』の視聴やYouTubeのゲーム動画で『ペルソナ5(P5)』に対する見方が完全に変わる。

ストーリーは王道なのに、すごく心惹かれた。魅せ方がうまい。

居場所がなく理不尽な状況を受け入れるだけの人間がペルソナに覚醒し、少しダークヒーロー感のある『心の怪盗団』として、大胆かつ壮大なことをやってのけるストーリーはスカッとするし、特に終盤の展開はアツい。

ここ最近、ゲームコンテンツにハマることが全くなかった僕に衝撃が走った。

『ペルソナ5』のストーリーが面白いと思った僕は、ストーリーが完全に頭に入るほど、何度も見返して、どんどん好きになった。

ペルソナ5舞台『PERSONA5 the Stage』は5回観に行ったし、

『スマブラSP』では、一度は諦めたジョーカーのVIP入りを達成した。

PS4は持っていなかったので『ペルソナ5』をプレイしたことがないが、Nintendo Switchでも『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(P5S)』が遊べるので、遊ぶにはちょうど良さそうな長さだし、僕も満を持して『ペルソナ5』を実際に遊んでみることに。

前置きが長くなってしまったが、『スマブラSP』で『ペルソナ5』を知り、『ペルソナ5』のストーリーは知っている僕が、実際に『P5S』を遊んでエンディングまでクリアしてみた感想ネタバレなしでレビューする。

購入に悩んでいるあなたに、ぜひ参考にしていただきたい。

補足

・『スマブラSP』で『ペルソナ5』を知り、ストーリーは頭に入っているファン視点の感想。

・『ペルソナ3』と『ペルソナ4』を含め『女神転生』シリーズは全く知らない。

・『ペルソナ5』の戦闘システムは、初めての体験。

 

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感想(レビュー)

あらすじ

歪んだ欲望を持つ人間の心の異世界『パレス』に潜入し、パレスの主が隠す『オタカラ』を盗むことで、悪人を改心し世を賑わせた『心の怪盗団』。

一連の改心騒ぎの後、メンバーはそれぞれの道を歩んでいたが、半年後の夏休みに『純喫茶ルブラン』で再会する。

半年ぶりの再会を喜びつつ、夏休みのキャンプの計画を立てるメンバー。

キャンプの道具の買い出しを頼まれた主人公(ジョーカー)は、坂本竜二(スカル)とモルガナ(モナ)と一緒にコンシェルジュアプリ『EMMA』を頼りに渋谷の用品店を目指そうとするが、あるきっかけで謎の異世界に再び迷い込んでしまう。

そこには、異世界の主『王(キング)』が人間が持つ『ネガイ』を奪う世界が広がっていた。

日本各地で起こる事件の真相に迫るべく『心の怪盗団』が再結成!!

主人公(ジョーカー)の前に現れたAI『ソフィア』の謎とは!?

そして『心の怪盗団』に取引を持ちかける公安『長谷川善吉』の目的とは!?

『心の怪盗団』が再び日本の歪んだ欲望を頂戴する!!

- 参考 公式HP

 

ストーリー

概要

『P5S』は前作『ペルソナ5(P5)』の半年後の夏休みを描いた完全な後日談である。

よって「登場人物に前作の記憶がない」だとか「前作の活躍がなかったことになっている」という心配がなく『ペルソナ5』のファンは安心してストーリーに浸ることができる。

その一方で、前作のキーワード『パレス』『イセカイナビ』『鴨志田』などが、なんの前触れもなく出てきて『ペルソナ5』のストーリーを知らないと話を理解しづらい。

ただし前作との直接的なつながりはないから、そのこだわりがないあなたは前作を知らずとも楽しめると思う。

一方で『P5S』を遊んでみたいけど、前作『ペルソナ5(P5)』のストーリーを知らないから楽しめるか不安なあなたは、YouTubeで『P5R』の動画を検索して観るか、Amazon Prime Videoで『P5A』を視聴することをおすすめする。

PS4を持っていて遊ぶ時間があるあなたは『P5R』をこの機会に遊ぶのも良い。

ストーリーは前作を知っている前提の話が出てきて初心者に少し優しくないが、この『P5S』をきっかけに『ペルソナ5』の面白さをぜひ知ってほしい。

『ペルソナ5』のストーリーを知った上で『P5S』を遊ぶと、『P5S』のストーリー展開にも心がアツくなり、より楽しめる。

前作での修羅場をくぐり抜けて成長した怪盗団の活躍に、興奮せずにはいられない。

 

楽曲

新曲『You Are Stronger』『Daredevil』はペルソナ5にふさわしいカッコよくてテンションが上がる楽曲で、おなじみの『Last Surprise』『Rivers in the Desert』のRemixが元を凌ぐほど、カッコいいアレンジとなっている。

これらの楽曲群がBGMとなっている異世界攻略に、テンションがブチ上がること間違いなし。

 

プレイ

僕のプレイ状況

・難易度『HARD』で一度も難易度を下げずに、エンディングまでクリア。

・推しメンの『高巻杏(パンサー)』ちゃんを一度もパーティから外していない。

・他によくパーティに入れていたメンバーは『奥村春(ノワール)』『ソフィア(ソフィー)』『長谷川善吉(ウルフ)』

・『ペルソナ5』のストーリーは知っているが、戦闘システムは全くの初心者だった。

(ペルソナはアルセーヌ、カルメンなどの怪盗団のペルソナしか知らなかった。)

基本操作

まず驚いたのが、マップの範囲内なら異世界を好きなように駆け回れること。

2段ジャンプやコンボ攻撃ができるから「これ実質スマブラSPじゃん!!(違う)」とか、

「この自由度……『ペルソナ5 ブレス ザ ワイルド』じゃん!!(これも違う)」と童心に帰った気分で操作するのが楽しい。

異世界攻略の途中で2Dになる場面もあって「これは『ペルソナ5 オデッセイ』じゃ…(略)」となって、ここでもテンションが上がった。

次に行かないとならない場所は、マップ上に!(ビックリマーク)で表示されるので、迷うことはあまりなかった。

キャラごとにスキルだけでなく、通常攻撃攻撃技が異なったりして操作感が違うのも良い。

 

戦闘の仕様

『ペルソナ5』は『ポケモン』や『ドラクエ』シリーズなどと同様に、ターン制バトルで敵と戦う仕様であるのに対し、『P5S』は表向きが無双システムのアクションバトルである。

『コーエーテクモゲームス』の無双システムが採用されているので、敵をバッサバッサと切り倒していけると思うと面を食らう。

 

例えばジョーカーで適当に短剣を振ってみると、攻撃を受けていない他の敵のスキルをもろに受けて、そこを起点にボコボコにされる。

通常攻撃を出すにしても、周りの敵の様子も見ながら、かつ攻撃される場合はこちらの攻撃を中断して避けたり、スキルを使って相手の弱点を突いたりしないと、戦闘が難しい。

さらにシンボルエンカウントの敵に対して、奇襲を仕掛けると戦闘が楽だが、敵に見つかってしまうとスティックをレバガチャをしないと動けないので、状況による有利不利にかなりの差がある。

つまり無双シリーズのように「とにかく敵を斬りまくって爽快!!」ではなく「敵の様子を見ながら動き、ペルソナ5既存の戦闘システムを利用する」立ち回りが求められる。

よって、レベルよりもプレイヤー操作のうまさが重要なアクションバトルだと感じた。

(個人的に、3Dの『スーパーマリオ』や『ゼルダの伝説』シリーズに近い操作感だと思う。)

 

序盤はスキルを使うのに必要なSPの上限が少なく、回復アイテムにも乏しいので、何度もゲームオーバーとなった。僕がまともに戦えるようになったのは、終盤になってから。

途中まで回復アイテムをたくさん使いながらギリギリで攻略していたので、YouTubeで他の人のプレイ動画も参考にしてみたら、少しずつ戦闘が上手くなってさらに楽しくなった。

終盤では操作に慣れてきて、怪盗団メンバーのステータスが高くなり、アイテムのリソースも多くすることができたので、雑魚敵との戦闘で無双システムを味わえてくる。

 

このように書くと難しそうに感じるが、これは僕が難易度を『HARD』で遊び続けたからだと思う。

最初から無双感を味わいたかったり、ストーリーを中心に観たかったりする場合は『EASY』がおすすめ。

 

不満点

仕様で1つ不満を言うと「チェックポイントから現実世界に戻らないと回復しない」ことが面倒。(YouTuberのレビュー動画でも挙げられている。)

雑魚敵との戦いでも、それなりにHP/SPを消耗するから、チェックポイントで全回復する仕様にしてほしかった。

一旦現実に戻ると雑魚敵が復活する上に、現実と異世界の行き来でいちいちロードを挟むので、進行のテンポが少し悪くなっていた感じが否めない。

 

どんな人におすすめ?

・ペルソナ5のファン(ストーリーが好きな人)

・少し難しめのアクションゲームをそこそこのボリュームで楽しみたい人

 

まとめ

『P5S』は『ペルソナ5』の続編『P5 2』と言っても過言ではないくらい素晴らしい。

『ペルソナ5』のストーリーが好きなだから「怪盗団の活躍がまた見れる」と思うとテンションが上がったし、『P5S』の展開にも心が熱くなった。特に終盤はエモい。

異世界での自由度の高いアクションも面白く、カッコいい楽曲群がプレイヤーの気分を盛り上げる。操作に慣れてくるとスタイリッシュな怪盗団になり、気持ちよくプレイできる。

僕は時間を忘れて、一睡もせず徹夜で遊ぶくらいにハマった。それくらい楽しい。

『ペルソナ5』のストーリーが好きなあなたは、怪盗団のその後を見届けてほしいし、『P5S』でデビューしようとしているあなたは、この機会に『ペルソナ5』の世界観を楽しんでほしいと思う。

PS4版

Nintendo Switch版

 

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