先日、アイドル現場にマンネリ化を感じたらオタクがやるべきことというブログを書いた。
簡単に要約すると、オタクもアイドルと同様に自分が楽しめるようなマインドを持ったらどうだろうかという内容。
しかし、人気がないアイドルにも当然落ち度がある。
人気があるアイドルには必ず人気が出る理由があり、逆もまた然り。
今回は特にアイドルがやるとオタクのテンションが下がり、
イベントに通わなくなりやすい行動を5つまとめてみた。
オタクがやるべきことの記事はオタクに試してほしいことを書いたが、この記事は少しでもオタクに共感していただけたら幸いである。
目次
オタクのテンションが下がる行動5選
ライブのセットリストが悪い
運営がセットリストを考えていることもあるが、ライブのセットリストが悪いとオタクはアイドルとアイドル運営にオタクのニーズに応える力がないと感じてしまう。
では、オタクがライブのセットリストが悪いと感じるセットリストはどのようなものか3つ挙げてみた。
自分で書いてみて改めてわかったが、オタクはめんどくさい。
でもそれに応えられない限りはアイドル現場の勢いがなくなり、ブレイクから遠ざかってしまうだろう。
①対バンライブに合っていない選曲
対バンライブに限ったことではないが、そのイベントのオタクの客層を考えていないなと思うセットリストは実に多く感じる。
アイドルの対バンライブの例で説明すると、客層はそのアイドルの代表曲くらいしか知らない、または全く知らないオタクがほとんどだ。
その客層相手に専オタしか喜ばないコアな曲を入れたり、代表曲をあまりやらなかったりすると当然知らないオタクは付いていけなくなってしまう。
またTIFのようにアイドルファンが多い対バンなら、オタクが盛り上がりやすい曲(MIXやオーイングを入れる曲)を選曲するほうが知らないオタクもノリやすいし、バンドファンが多い対バンならMIXを入れる曲ではなく、手を振る動作がある曲を選曲するほうがアイドルを全く知らない人でもノッてくれる。
このように、開催するイベントの主旨・客層を考えてセットリストを組まないと、ステージに立ったアイドルを知らないオタクを惹きつけることに失敗するだけではなく、そのアイドルを追いかけているオタクも、アイドルとアイドル運営にオタクのニーズに応える力がないと感じてしまう。
もちろん歌とダンスも上手いほうがより良くなるが、セットリストの選曲と構成を誤ると、パフォーマンスうんぬんの話以前の問題になり、オタクが良いライブだと感じにくくなってしまう。
②ノリづらい楽曲の連続
アイドルオタクはなんやかんやでライブで暴れたい。
だからノリづらい曲が続くと不完全燃焼感を感じてライブを終えてしまい、満足度が下がる。
MCも大事なパフォーマンスの1つであるが、極力MCにあまり時間をかけすぎないようにしてほしい。
とにかくオタクは曲を披露してほしいと思っている。
だから、うまくノリやすい曲をセットリストの流れに組み込んでほしいし、疲れるけどガンガン曲を披露してくれと思っているオタクは僕だけではないはず。
③セットリストのマンネリ化
「オタクめんどくせぇー!」とアイドルが思いそうなことにセットリストのマンネリ化がある。
好きなアイドルグループのイベントに足しげく通う専オタが特に感じやすい話だ。
専オタは代表曲を聞きすぎて、飽きているか、それでも好きだと感じる物好きかの2つのパターンに分かれる。
もう通っているオタクからしたら、まあしょうがないみたいな感じはあるが、
セットリストの工夫をアイドル・アイドル運営は続けてほしい。
アイドルの活動年数を重ねていくと、当然楽曲数も多くなる。
それに伴い、セットリストに新曲や代表曲が多くなる現象が起きて、昔の名曲やコアな曲が埋もれがちになってしまう。
ワンマンライブが多いグループなら、新曲・代表曲とのバランスを考えながら、
どんどんセットリストに昔の名曲やコアな曲も組み込んで披露していくべきだ。
アイドル・アイドル運営からしたら、セットリストを考えたり、ダンスの振り・立ち位置と歌詞を思い出したり作業に時間がかかってしまうが、その分専オタは喜びどんどんイベントに通ってくれるはずだ。
AKB48のように、楽曲数が多いのにそれを全く生かせることができていないアイドルは本当にもったいない。
あからさますぎる釣り
初対面・通い始めなのに「好き」と言われても、全然オタクは嬉しくない。
オタクはちょろそうに見えるけど、内面はひねくれているオタクも少なくはない。
そんなオタクにとって、自分を安易に褒めたりする行為は軽く見られていると感じてしまうのだ。
オタクも素直に喜んでもいいとは思うし、本当にめんどくさい存在だが、オタクはそういう生き物。
メンヘラ
地下アイドルのSNSでよく見かける光景だが、病んでいるところをあからさまに見せつけるアイドルが本当に増えてきた。
僕からしたら「かまってちゃんなの!?」「だせぇ(笑)」としか思えないが、
残念ながらそんなアイドルを擁護してしまうオタクも多い。
だんだんアイドルが取り巻く環境が変わっていて、誰でもアイドルになれる状況があるから、この地獄のような光景を生み出している。
とりあえず、メジャーアイドルを目指しているのならば、そのようなことはすぐやめるべきだ。
メジャーアイドルは最終的に新規のファンにとって、尊敬され憧れられる存在になるべきのではないかと思う。
デビューから通うオタクからしても成長しないアイドルは通いがいが全くない。
そんな豆腐のようなメンタルのままでいたら、誰にも応援されないし、専オタにも飽きられるか見限られ、
他のアイドルにどんどん抜かれて芸能界引退を余儀なくされる未来しか見えない。
整形する
48グループにありがちだけど、整形は結構つらい。
ブスが整形するのはしょうがないのかな……とも思えるけど、最初から可愛かったらそんなことしなくても……と思ってしまうのって僕だけかな。
まあこれをやって、オタクが離れるというのは考えにくいし聞いたこともないけど、テンションは間違いなく下がる。
調子に乗る
「調子に乗る」これは売れているアイドルにありがち。
僕は売れているアイドルの追っかけをしたことがないから、あまりよくわからないというのが正直なところだ。
しかし売れているアイドルを売れる前からずっと追いかけているオタクは、そのような変化にすぐ気付く。
オタクは好きなアイドルの一挙一動に注目しているから「握手会の対応悪くなったな」とか「ああ、調子に乗っちゃっているな……」みたいなことぐらいはわかる。
だから、売れているときこそあぐらをかかずに活動を続けてほしいというのがオタクの本音。
売れて好きなアイドルが遠くに行っても、以前と変わらないところをみるとオタクは安心する。
まとめ
この記事を書いていてつくづく「オタク、めんどくせぇ(笑)」と思った。
それだけオタクはめんどくさい存在だけど、オタクの心を動かせない限りアイドルにブレイクはない。
それにブレイクした後に相手をすることになる一般人のほうが意外に厄介だ。
何故かというと、オタクをするときのリテラシーが全くないから。
まともな人なら、当然握手会でアイドルに何言ってもいいわけではないことをわかっているが、そうでない人が多いというのが現実。
だからオタクは案外オタクすることに慣れているから扱いやすい存在だと思ってもらえれば、少しはアイドルも気が楽になるのかな?←
先日書いたアイドル現場にマンネリ化を感じたらオタクがやるべきことをオタクが意識してみて、さらにこの記事に書いてあることをアイドルとアイドル運営が意識したら、ハッピーで楽しい現場になるのではないかなと思って書いてみた。