「美少女戦士セーラームーン」に出てくるセーラー戦士って、みんなかわいいよね!?
最近の女の子向けキャラクターといえばプリキュア。
でも僕はセーラー戦士がアニメの女性キャラクターで1番かわいいと思う。
だからといって、そこまで詳しいわけでもなく、テレビアニメは3期まで観て、漫画は完全版を全部読んだくらいのライトなファン。
そんな僕が、ふと「そういえば、セーラームーンの舞台行ったことなかったな……」と思ったので、チケットを購入して観に行くことに。
ちなみに、♡♢♪の3チームをそれぞれ1回ずつ観た。
どのチームも素晴らしかった……
「美少女戦士セーラームーン」のミュージカルを観たことがないライトな男性ファンの感想を残す。
ネタバレを含むので、見たくない方はフラッシュバックを推奨します。
目次
公演概要
“Pretty Guardian Sailor Moon” The Super Liveは、フランス・パリで行われる”ジャポニスム2018″での公演が決定している。
今回は2018年8月31日(金)~9月9日(日)東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoでのプレビュー公演という位置付け。
公演内容は音楽×ダンス×映像が中心で、パフォーマンスパート60分+ライブパート20分の構成である。
ストーリーはダーク・キングダム編がベース。
参考;美少女戦士セーラームーン25周年プロジェクト公式サイト
会場へ

AiiA 2.5 Theater Tokyoには初めて入った。
昔、48系列のアイドルが「MUSIC JAPAN」に出演するときの観覧で、近くのNHKホールに行ったことがあるが、正直「こんな建物あったっけ?」という感じである。
しかし劇場内の座席は後方座席も含めて観やすい配置となっているので、良い劇場だなと思った矢先に、
今年2018年末に閉鎖するということを知った。
ちょっと、もったいないなあと思う。
ちなみに9月2日公演の開演前にヒャダインらしき人物を見かけたが、本当にヒャダインだったっぽい。
(このときまで、ヒャダインが音楽を担当していることを知らなかった。)
九月二日日記 ー アメブロを更新しましたhttps://t.co/GukazzJ2Fq pic.twitter.com/Da2iHjrhN2
— ヒャダイン or 前山田健一 (@HyadainMaeyamad) 2018年9月2日
客層はセーラームーン世代真っ只中という方を中心に、20代〜40代くらいの女性ファンが多かったが、
男性ファンやセーラームーンファンのお子様も多くはないが、それなりにいた。
THE SUPER LIVE感想
パフォーマンスパート
海外公演を見越しているためか、セリフが極端に少なく、音楽×ダンス×映像でストーリーやキャラクターたちの心理描写が表現されている。
僕はセーラームーンミュージカルを観たことがないので、ミュージカルとの差がわからないが、
ライブが大好きな僕にとっては、MC少なめで歌とダンスが中心のライブそのものに感じて大満足。
(個人的にMC少なめで歌とダンスが多めというライブが大好き。)
ここから先は、パフォーマンスパートでの印象に残ったシーンの感想を述べる。
オープニング
セーラームーンスーパーライブは、最初から素晴らしいシーンの連続。
公演が始まっても白い透け気味の舞台幕が下がらないので「なんで下がらないんだろう?」と思っていた。
しかし、舞台幕へのプロジェクションマッピングと演者のパフォーマンスの融合は見事で、
ダーク・キングダムの本拠地は、アニメで観たような奥行きを感じたし、うさぎと衛の2人の手が触れて、衛が前世を思い出すとともに、舞台幕に原作絵が映し出され「ムーンライト伝説」が流れた瞬間の迫力に圧倒された。
プロジェクションマッピングされた原作絵と公演の内容はリンクしている(ことに2回目の観覧でわかった)。
学校
すでに授業が始まっている最中、うさぎが遅刻して学校にたどり着く。
(ここではまだ、同じ中学に通う水野亜美/セーラーマーキュリーと木野まこと/セーラージュピターは登場しない。)
ここで妖魔に襲われるうさぎをタキシード仮面が助けるところがカッコよかったが、それ以上にうさぎの妄想シーンが笑えた。
イメージとしてはテレビアニメのギャグシーンに出てくるうさぎっぽい感じ。
うさぎの目がハートになったり、タキシード仮面が白馬とともにやってきたりするシーンは、メルヘンチック全開で笑うしかなくなった(笑)
放課後
うさぎがタキシード仮面との妄想に浸った直後、他の内部系戦士4人(変身前)が登場。
火野レイちゃんの制服がめっちゃかわいいことにやっと気づいた。
お嬢様学校の制服、可愛くて良いよね。
学生の女の子っぽく、放課後に遊びに行くシーンとなっているが、
遊びに行く先が原宿なので、やっぱり海外を意識して作られていることを実感。
内部系戦士4人が原宿系の衣装や浴衣で踊るシーンで流れる楽曲も、ヒャダインが関わった感じがありそう。
(ヒャダインというと、ももクロのイメージが強いと思うが、きゃりーぱみゅぱみゅっぽい音楽に感じた。)
後半はセーラームーンらしさを感じるゲームセンターでうさぎと衛の絡みのシーンに移るが、格闘ゲームの筐体を動かすのはシュールだった(笑)
妖魔&クンツァイトとの対決
うさぎと衛が妖魔&クンツァイトに襲われて、衛がピンチとなった瞬間、
内部系4戦士が変身してやってくるシーンは、何度観ても鳥肌が立つくらい興奮した。
「ムーンライト伝説」をアレンジした感じのセーラー戦士それぞれの紹介曲(?)は、個人的に結構好き。
マーキュリー→マーズ→ジュピター→ヴィーナスの順に1人ずつ歌ったあとにセーラームーンが登場し、最後のアップテンポなサビに持って行く曲構成はテンションが最高潮に上がった。
最終対決
セーラー戦士が活躍するものの、妖魔とクンツァイトによって、タキシード仮面を捕らえられてしまう。
悲しみにくれるセーラームーンを励ますシーンで「乙女のポリシー」のサビ前までを歌ってからのセーラーテレポートは、最終決戦前の覚悟と困難に立ち向かおうとする姿を表している。
クインベリルに洗脳されたタキシード仮面とクインベリルの躍りは良い意味でセクシー。妖艶さがあって美しい。
セーラー戦士がダーク・キングダムと戦うシーンは、セーラー戦士にも見せ場があってよかった。
(敵が一方的に強いと、めっちゃ絶望感を感じてしまう人)
洗脳されたタキシード仮面とセーラー戦士が戦う場面はセーラームーンファンにとっておなじみだが、タキシード仮面が正気を取り戻す方法がちょっと意外だった。
最後は、セーラームーンがクインベリルと対峙するシーン。
他のセーラー戦士もタキシード仮面もいない中、クインベリルの圧倒的な力の前に屈してしまうが、
「ムーン・ヒーリング・エスカレーション」でクインベリルを打ち負かす。
原作のセーラームーンみたいにチート級の強さ。
力を使い果たしたセーラームーンは意識を失うが、他のセーラー戦士と共に元の世界に戻りハッピーエンド。
ライブパート
20分間ノンストップで登場したキャラクターが歌とダンスを披露。
最初の妖魔のサイリウムダンスは、アイドルオタクをしていた僕からすると「サイリウムのオタ芸も魅せるものと見られるようになってきたんだな」と思った。
「乙女のポリシー」は大好きでテンションが上がる曲だし、もう一度観たいと思っていたセーラー戦士紹介曲も披露してくれて、最高としか言いようがない。
アンコールの「ムーンライト伝説」は、主要なキャラクター全員に歌割りがあって、THE Super Liveの最後を飾るにふさわしい終わりかただった。
パフォーマンスパートあってのライブパートであるが、このライブパートだけでも何回も観たいと思うくらい良い内容。
単純にライブとして素晴らしい!!
セーラー戦士
3チームをそれぞれ1回ずつ観たので、印象に残ったキャストの方や感想を書く。
どのキャストの方もセーラー戦士のイメージを壊すことなく見事に再現されており、オーディションからの本気度が伺える。
セーラーマーキュリー
セーラーマーキュリーは♦︎チームの川村海乃(@chuchu_umn)さんが印象に残った。
水野亜美/セーラーマーキュリーのおしとやかな感じがにじみ出ていたし、ルックスもすごく綺麗。
セーラームーン The Super Liveを観て、1番気になったキャストなので、
Google先生にいろいろ聞いてみたら、ミスiDであることを知る。
僕は「ミスiD様、川村海乃さんを見つけてくれてありがとうございます!!」という気持ちになった……
はじめまして、そしてありがとうなお話。
ー アメブロを更新しました#川村海乃#セーラームーン— 川村海乃 (@chuchu_umn) 2018年9月11日
講談社主催の女性芸能人オーディション。
芸能人を志す女の子はもちろん、現役アイドルも多数参加する。
毎年、選考委員によってミスiDグランプリとミスiD(複数人)が選ばれる。
セーラーマーズ
どのキャストの方もセーラーマーズをほぼ完全に再現していた。
というか火野レイ/セーラーマーズにしか見えない。
声もテレビアニメのほうの声にしか聞こえてこなかったような気がするし、とにかくクオリティが高いの一言に尽きる。
セーラームーン THE SUPER LIVEを観て、セーラーマーズがより好きになった。
セーラージュピター
セーラージュピターも再現度がかなり高かった。
どのキャストの方も身長が高くて強そうで、喧嘩を売ろうとするなら返り討ちにあうような風格がある。
木野まこと/セーラージュピターの乙女チックな感じを出すシーンがあったら、もっと良かった気がする。
ストーリーの構成上仕方ないのかもしれない。
セーラーヴィーナス
セーラーヴィーナスは♡チームの星波(@sena_hooper)さん推し。
すごく綺麗だし、なによりもライブパートではけるとき(アンコール前)に、
「美奈子のことを観に来てくれたんだよねっ?」
というセリフがアイドル愛野美奈子という感じでめっちゃ良かった。
星波さんはどう見てもセーラーヴィーナスにしか見えない。
んーーー
どの写真から載せようかしら?ってもう載せてた😝
美奈ってばおっちょこちょい💛#セーラームーン#セーラーヴィーナス #セーラームーンスーパーライブ pic.twitter.com/zLkYh0bJni
— 星波 (ザ・フーパーズ) (@sena_hooper) 2018年9月10日
本日はご来場ありがとうございました💕#セーラーヴィーナス #セーラームーン#セーラームーンスーパーライブ pic.twitter.com/CvhwaiHj73
— 星波 (ザ・フーパーズ) (@sena_hooper) 2018年9月2日
セーラームーン
キャストのセリフが少ない公演で、1番しゃべる機会が多いのが、主人公セーラームーン。
3チームとも観ると、それぞれのキャストでしゃべる量・内容が全然違って見比べるのが面白かった。
(全通した方は、その違いを堪能したのではないだろうか。)
特に♪チームの河西智美(@tomoomichan)さんは、少しセリフの量が他の2人よりも多かった。
というか、僕は♪チームを最後に観たことや元々河西智美さんだけ知っていたこともあり、
僕のセーラームーンの印象は河西智美さんに全部持って行かれてしまった……
昔観たAKB48の番組の河西さんのキャラが、そのまま月野うさぎ/セーラームーンに良い意味で反映されていた。
オープニングの学校に行くシーンからキャピキャピしており、特にギャグシーンとタキシード仮面にときめくシーンはハマり具合がすごい。
パフォーマンスパートではける際に、顔と腕を出してアピールしていたところは可愛いし、
「ムーンライト伝説」の客席でのハイタッチは、1人でも多くのファンと触れ合おうとしていて、
アイドルをやっていたことが良いように活かされていたのも印象的。
舞台挨拶前に
智が出ているセーラームーン、観てきました。可愛かった…夢があふれていたよ…
全体的にライブのような構成で、曲の良さに震えた‼︎あんなかわいい声出ない。あぁ、可愛かったな〜 pic.twitter.com/34aGjj4Kja— 増田有華 (@yuka_masuda) 2018年9月9日
まとめ
♪チーム千秋楽はアンコール後、客席はスタンディングオベーションで締めくくられ感動的なフィナーレ。
どのチームも素晴らしかったし「尊い……」以外の感情が欠落した……
今更だけど、セーラームーンミュージカルも観に行きたくなった。
【The Super Live】東京プレビュー公演千秋楽!
🔶&♪キャストの千秋楽でした!ご来場いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
あっという間にプレビューを終え、いよいよ海外進出となります!次はパリでお会いしましょう! pic.twitter.com/Yv3iYs82CT— セーラームーン25th公式 (@sailormoon_25th) 2018年9月9日
おまけ
グッズ購入
パンフレットを買ってみた。
パンフレットを広げると、ポスターとなっているのは嬉しい。


本の栞配布
終演後会場を出る際に、セーラー戦士の本の栞をプレゼントで貰った。
セーラーマーズが2枚被ったので、1枚本の栞として使おう。

おまけ(原宿のセーラームーンストア)
公演後、ラフォーレ原宿のセーラームーンストアに行ってクリアファイルガチャを引いたら、セーラームーンが当たった!!
めっちゃかわいい!!
