『SLAM DUNK(スラムダンク)』名シーンランキングTOP10

最高のバスケットボール漫画にして、最高のスポーツ漫画である『SLAM DUNK(スラムダンク)』

スラムダンクは本当に良いシーンが多く、何回も読み返しても感動を覚える。

自分の頭の中でどのシーンが名場面だったか振り返りも兼ねて、僕の独断と偏見で『スラムダンク名シーンランキング』を作ってみた。

注意

・本記事はネタバレを含みます。

・たまにNBAの話題も織り交ぜながら語っています。

 

名シーンランキング

10位 桜木花道VSゴリ

笑いあり、驚きありの名シーンと言えば、桜木が湘北バスケ部に入る前のゴリこと赤木剛憲との対決ではないだろうか。

桜木がゴリにバスケを「玉入れ遊び」と侮辱したことから始まってしまったこの対決。

ゴリが10ゴールするまでに、桜木が1ゴール決めれば勝ちというルール。

よくわからないけど、他の部活の部員もギャラリーとして集まり見世物となっていた。

最初のほうのゴリに抜かれた桜木が転んで、ゴリのパンツを脱がしてしまうシーンは爆笑したし、桜木が情緒不安定で最初は晴子との思い出に浸りながら泣いているかと思えば、晴子がギャラリーにいて「応援していてくれている」と勘違いし立ち直るところも笑える。

ゴリに9ゴールを決められ、もう後がない桜木は、最後のゴリのシュートに渾身の『フンフンディフェンス』を行い、ゴリからやっとボールをスティール。

オフェンスも普通にやっていたらゴールできないと思い、ボールをバックボードに投げて、ゴリとボールの取り合いになりながらもそのままスラムダンクを叩き込み。桜木の勝利。

スラムダンクの最初のギャグ漫画っぽさが好きなので、このシーンをランクインさせた。

 

9位 ボス猿、大根の桂剥き

湘北vs山王工業でゴリが高校生最強のセンター河田雅史と対峙するも、オフェンスでもディフェンスでも全く歯が立たず、周りが見えなくなり、今までのゴリではありえないようなミスを連発していた。

不甲斐ないゴリに、業を煮やしたボス猿こと魚住純がゴリの目の前に登場。

ゴリに味方を活かすプレーをすることを伝えるために、大根の桂剥きを披露し次の言葉を残す。

華麗な技をもつ河田は鯛…

お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか赤木

お前は鰈だ 泥にまみれろよ

魚住の激励により、「河田に勝てなければ湘北は負ける」という考え方に囚われていたゴリは、「自分は河田には勝てないが、湘北は負けん」と気持ちを入れ替えて、スクリナーやディフェンスでチームに貢献する。

元々は赤木のように得点することができなくて、赤木に勝てないと悟りながらも、でも陵南は勝たせるという境地に達した魚住の心情の変化だった。

河田と対峙し思い悩んでいたゴリに自分の経験談を送る漢の渋い激励は、派手さはないが僕の好きなシーンの1つである。

 

8位 安西先生の奇策

神奈川県インターハイ予選決勝リーグの湘北vs海南大附属で、海南大附属の牧と神の連携を止められない湘北。

そんな湘北にいつもはあまり指示を出さない安西先生が指示した作戦、それは牧と神のみを徹底的に潰しにいくボックスアンドワン。賭けに近い奇策だ。

桜木以外の4人はゾーンディフェンスを組み、牧のカットインを4人がかりで潰しにいき、桜木は神にフェイスガードさせて3Pシュートさせない(が、他の選手のシュートが外れることを祈る)作戦である。安西先生が牧をそれだけの価値がある選手と認めた上で、湘北が勝てる作戦を授けた。

この作戦が功を奏し、試合の最後の最後まで海南に食らいつくことができた湘北。

安西先生が監督らしい勝負師の顔を見せたこのシーンもお気に入り。

安西先生は普段のほほんと佇んでいて、監督としてあまり動いてないように見えるが、湘北に流川と桜木が加入し監督としての情熱が戻ったからなのか、要所要所できちんと湘北メンバーを導いている。

まず、選手のモチベーションを上げるところがうまい。

・流川のアメリカ行きを止め、まずは日本一の高校生になるように提言

・豊玉戦ハーフタイムの湘北メンバーへの説教

・山王戦試合前の湘北メンバーとの会話

・山王戦で指示を聞こうとしない桜木がビビるほどの威圧感

・そもそも桜木を排除しようとせず、試合で起用し続けたこと

これらが代表的だが、大学のコーチ時代に矢沢を失ったことへの後悔と反省で、選手を叱ってばかりの自分を改め、基本的には選手の課題をクリアにしてモチベーションを上げる指導をしつつ、鬼の部分は出すべきところで出す指導法に変えたと思われる。

選手が全く知らないところで安西先生自身も自分を改めていた。歳もそれなりに取っているので、自分を本気で変えようとしないとできないことである。

また作戦の指示も的確。

物語序盤はあまり指示出しするイメージがないが、終盤は安西先生の指示が増えている。

・海南大附属戦の牧と神対策のボックスアンドワン

・湘北の紅白戦で三井に桜木のマークを指示し、桜木の課題を浮き彫りにした

・豊玉戦で次の山王工業戦を見据えて、後半真っ向勝負を挑んだこと

・山王工業戦で三井にボールを集めたところ

・山王工業戦で桜木を一旦ベンチに下げて、オフェンスリバウンドの重要性を説いたこと

 

7位 桜木2万本シュート合宿

インターハイ前の準備期間、安西先生はチームで一番伸びる可能性がある桜木を他の部員と一緒に他校との練習試合に行かせず、徹底的にジャンプシュートの特訓合宿をすることにした。

ゴール下シュートしかできない桜木は、安西先生とのシュート対決にボロ負け。

その後、桜木のやる気をうまく引き出し、1週間で2万本ものシュート練習を課した。

1日3千本ペースで練習するハードな合宿だが、桜木軍団や晴子の協力もあり、遂に2万本シュートを達成、桜木は見事湘北のオフェンスの一部を担うことになる。

この合宿の何が好きかというと、インターハイ前の嵐の静けさが漂う漫画の日常回に近い感じがありながら、桜木のシュートがうまくなる過程が丁寧で、バスケの個人練習の楽しさが凝縮されているところ。シュート練習で入るようになっていく感覚は本当に楽しい(経験談)

最後2万本シュートを終えたときの達成感も爽快。

 

6位 日本一の選手とは

ひたむきな流川の決意が出ていて好きなシーン。

インターハイ1回戦、湘北vs豊玉で豊玉のエース南と対峙する流川が言った名言が素晴らしい。

日本一の選手ってどんな選手だと思う…

きっとチームを日本一に導く選手だと思うんだよな

オレはそれになる

一歩も引く気はねーぜ

安西先生にアメリカ行きを反対され「とりあえず…君は日本一の高校生になりなさい」と言われた流川が自分なりに考え出した結論であり、さらに安西邸から帰るときに安西先生の奥さんから安西先生の昔の教え子『矢沢』の話を聞いた上での言葉だと思われるので、流川のこの発言は深みがある。

 

5位 牧VS仙道

インターハイ神奈川県予選決勝リーグの海南大附属vs陵南は強者同士の対決感が凄まじくて、僕のスラムダンクで2番目に好きな試合だ。(1番目はもちろん湘北vs山王工業)

PGの仙道、復帰した福田の活躍など、この試合のハイライトシーンは多くあるが、やはり牧と仙道の対決がおもしろい。

第4Q残り数秒で陵南が2点ビハインドの状況、陵南のディフェンス職人池上が牧から値千金のスティールで陵南ボール、ボールを持った仙道がそのままリングに進むが、牧が後ろから追いかける展開に。

結局、仙道がそのままダンクを決め延長戦へ……しかし陵南は延長戦で力尽きる。

魚住がファールアウトしジリ貧になった陵南が勝つには、バスケットカウントワンスローの3点プレーを決めることが仙道の思い描いたシナリオをだったが、牧がそれを読みブロックに行かなかったというやり取りがNBAやレベルの高い国際大会でもありそうな駆け引きでゾクゾクする場面。

ただし「なんで牧はドリブルをスティールされたのか?」というツッコミもあるので、2人の駆け引きのレベルは高いが、この記事での順位は低めにした。

 

4位 湘北インターハイ出場決定

インターハイ神奈川県予選決勝リーグで湘北が陵南を倒し、インターハイ出場が決定。それに歓喜する湘北メンバーの心理描写が好き。

海南大附属に負け、悔し涙を流した桜木がゴリに励まされながら整列に向かう姿とは対照的に、今度は花道が念願だったインターハイ出場が決まり嬉し涙を流すゴリと整列に向かう姿は、読者の涙すら誘う。

桜木が小暮(メガネ君)に言った「引退がのびたな」も良い言葉すぎるし、それに対する小暮の「泣かすなよ…問題児のくせに…」は読者が誰もが思っているであろうことを代弁している。

ただただ喜ぶ1年2年生とやっと報われた感が出ている3年生、それぞれのキャラクターの心情が的確に表現されていて素晴らしいシーン。

 

3位 山王工業戦の三井 寿

チームの得点源が得点できていないときに3Pを決めまくる三井、マジでカッコいい。

序盤は山王のディフェンススペシャリスト一ノ倉に徹底マークされるも、難なく3Pを決め続け、スタミナ切れに思われた後半、宮城がゾーンプレスを突破した後の連続得点、そして最後の速攻からの4Pプレーを決め『あきらめの悪い男 三井 寿』を体現した。漫画の描写だけを見ると25得点しているので、湘北チームハイの得点。

グレるほどの挫折を味わった人間がここまで這い上がると、感慨深いものがある。

ちなみに現在のNBAにもそんな選手がいる。

ゴールデンステート・ウォーリアーズのクレイ・トンプソンだ。

プレースタイルが三井に似ており、ディフェンスがうまく、3Pがうまい。得点源の味方が得点できていないときに、得点を量産するところまで似ている。ぜひYouTubeなどで彼のハイライトシーンを観てほしい。

 

2位 俺は今なんだよ!!

湘北vs山王工業の試合終盤で、もしかしたら選手生命に関わるかもしれない怪我を抱えながら、プレーすることを選んだ桜木。安西先生などの大人の立場からしたら、桜木をこれ以上出場させたくない場面だ。しかし、以下の名言を残し強行出場する。

この言葉がカッコよくて輝かしい。

オヤジの栄光時代はいつだよ…全日本のときか?

俺は今なんだよ!!

インターハイ神奈川県予選の決勝リーグでゴリも捻挫を抱えながらプレーしていたし、若いときに無茶してでも自分がやりたいことを成し遂げようとする姿は輝いて見えると同時に、自分が歳をとってきたことも感じる重みのある言葉だと思ったので、2位にランクインさせた。

(桜木とゴリの強行出場は、悪く言えば若気の至りで、それを美化しすぎるのは良くないけど。)

 

1位 宮城、ゾーンプレス突破

湘北vs山王工業の試合後半、安西先生の指示で山王のゾーンプレス突破を1人で任されることになった宮城リョータの言葉が僕が一番好きなスラムダンクの名言。

こんなでけーのに阻まれてどうする

ドリブルこそがチビの生きる道なんだよ!!

コート上で一番身長で劣っている選手として戦い続ける宮城の重みを感じる言葉。

僕がバスケをしていた頃はNBAでMVP級のPGがやっと出始めた頃で、身長が低いアレン・アイバーソンやスティーブ・ナッシュが試合を支配したりコントロールしたりする姿に憧れたものである。僕がスラムダンクを読み始めたときもちょうどその頃で、かつ自分の身長が低いこともあり、憧れのNBA選手に少しでも近づくために、前述の宮城の言葉を思い出しながら、毎日ドリブルの練習に明け暮れていた。

そんな思い出補正があり、僕のNo.1名場面とした。

アイザイア・トーマスやケビン・ジョンソン、アレン・アイバーソン、スティーブ・ナッシュなどの先駆者の時代を経て、ステフィン・カリーやトレイ・ヤングを始めとするPGのスーパースターが時代を席巻していることから、現在のNBAはPGのレベルも向上して、ゲームコントロールも得点もPGから始まるスタイルに変化し、PGにスポットライトが当たる時代になってきて、個人的には良い時代になったなと思う。

 

まとめ

僕の独断と偏見で決めた『スラムダンク名シーンランキング』は以下の通り。

10位 桜木花道VSゴリ

9位 ボス猿、大根の桂剥き

8位 安西先生の奇策

7位 桜木2万本シュート合宿

6位 日本一の選手とは

5位 牧VS仙道

4位 湘北インターハイ出場決定

3位 山王工業戦の三井 寿

2位 俺は今なんだよ!!

1位 宮城、ゾーンプレス突破

他にもカッコよかったり笑えたりする場面がいっぱいあるので、またスラムダンクを読み返してみてはいかがだろうか。

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