【2020年12月版】#2i2 の印象と今後の展望

2020年8月28日、芸能事務所『ゼロイチファミリア』から、音楽レーベルの『#HASHTAG RECORD』の立ち上げをTwitterで発表した。

併せて『#ババババンビ』に続く、第二のアイドルグループを11月末に発表し、2021年6月までに#ババババンビと第二のグループを含めた最大3つのグループを発足することも告知。

そして11月26日、第二のアイドルグループ名『#2i2(ニーニ)』とメンバーの情報が公開され、12月19日にはデビューライブが行われた。

【感想】 #ババババンビ & #2i2 2マンライブ (in サンリオピューロランド)

僕はデビューライブこそ在宅の配信視聴だったものの、12月23日の横浜での#2i2初対バンライブに行ってみたら、#ババババンビと一線を画すラウド系(ロック系)アイドルとして、楽しいライブだと感じた。

そこで、本記事では#ババババンビとは違う音楽性を持った#2i2の印象と今後について、考察していきたい。

補足

・3年前までライブアイドルシーンでオタクしていた元(?)アイドルオタクの視点

・ゼロイチファン歴1年

の視点で本記事を書きました。

以下の記事と内容を重複する部分は省略しているので、まだ読んでいない方は本記事を読む前にこちらから読んでいただくのをおすすめします。

【2020年8月版】#ババババンビ の印象と今後の展望

 

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現在の印象

#ババババンビとの差別化

ゼロイチが第二のアイドルグループを作ることを知ったとき「#ババババンビと共倒れにならないか?」と思った。

しかもまだ#ババババンビはワンマンライブ未開催という状況での立ち上げである。

他の芸能事務所の例を見ると、女性アイドルグループの妹分のほとんどが、姉貴分グループからオタクが流入するだけで、あまり事務所のファン以外のオタクが獲得できていない状況となっている。

しかし、ゼロイチはその懸念点に対して、以下の対策を取る。

(意図的に対策したというより「たまたまこうなった」の方が正しいのかもしれない笑)

①ほぼ素人に近いメンバーで結成した『#ババババンビ』に対し、『#2i2』はグラビアで大活躍している十味さん、アイドル経験が豊富な青木りささんと天羽希純さんを加入させて、妹分には見えないメンツにした。

②『#ババババンビ』が王道アイドル系楽曲中心に対し、『#2i2』はラウド系(ロック系)楽曲中心のアイドルにした。

これら①②によって、#2i2は#ババババンビとファンの住み分けができるようになっている。

特に②のラウド系(ロック系)アイドルにしたことが大きく、#ババババンビとは違うアイドルオタクの獲得を狙えるし、ロック業界への介入からのアイドルファン以外のファン獲得も狙っているのかもしれない。

(前文の後者は『FATE』の音に男性のデスボイスが入っていることから、そう推測した。)

昔のロック系ライブアイドルといえば、『PASSPO☆』『BiS』『ベイビーレイズJAPAN』『ひめキュンフルーツ缶』が代表的で、そんな系譜に沿うアイドルグループとなった。

最近だと『BiSH』の活躍は言うまでもないが、『PassCode』が2022年の日本武道館公演が決定したことも記憶に新しい。

 

本記事執筆時点でまだ3曲しか披露されておらず、出演したライブもわずか2日間のみだが、やっぱりロック系だけあって振りが早い。

メンバーは純粋にレベルの高いパフォーマンスが要求されている。

今後はダンスレッスンだけでなく、サウンドのデカさに負けないようにボイトレも必要になるかもしれない。

僕が今のところ好きな楽曲は『SAYONARA』で、女の子目線(?)のガーリー感漂う曲。

このような楽曲がもういくつかあったら、ロック系の中でも他のアイドルと差別化できそうな気がする。

あとはアホみたいに沸けそうな曲が1曲でもあれば楽しそう。

#ババババンビと音楽性が全然違うのに、振付師は『いどみん』先生と『カミヤサキ』さんで同じなのが面白い。

 

あとはこれからのフロアの変化にも注目していて、今は#ババババンビと同様にメンバーカラーのサイリウム持ち込みが推奨されているけど、ゼロイチファン以外のアイドルオタクが流れてきたら、どうなるのかが気になる。

ロック系アイドルのフロアは一般的に激しい。振りコピとマサイは普通で、圧縮やリフト、サーフも出てくるかもしれない。

#ババババンビ『私心伝心』『青春ギルティ』、#2i2『SCAR』の振付を担当された『カミヤサキ』さんが所属していた『BiS』もそんな感じだった。

でも令和だし、フロアが他のロック系アイドルより激しくなくても、盛り上がっているならそれはそれでアリだと思う。

 

メンバー

注意

あくまでも僕の主観による印象であることをご了承いただきたく存じます。

001 十味 さん (カラー:赤)

『十味』と芸名を名付けるセンス、めっちゃ好き。Twitterもおもしろい。

ゼロイチスピリッツイベントの記事でも触れているが、十味さんのアイドルデビューが最大のサプライズ。

すでにグラビア界で大活躍されている十味さんをアイドルにするのは、チートすぎる。

カメラ小僧やグラビアファンが大半の現場とアイドル現場の違いに慣れれば、アイドルオタク出身のオタクも増えそうな気がする。地頭良さそうだし。

(僕がメイン現場でこの1年間オタクしてきた肌感覚だと、上記2つの現場は全く異なる。)

2020年2月にテレビで放送された『おっとっと女子旅』で「自分には『コレ』と言えるものが欲しい」旨のこと(ニュアンスは合っているはず)を言っていた。その回答が『アイドル』で、9ヶ月後に伏線回収。

引用元 MANTANWEB様

#2i2:ゼロイチファミリア新アイドルユニット メンバー発表 “奇跡の原石”十味も 「ビジュアルには自信」

十味さんは「今年の3月に事務所初のアイドルで私たちのお姉さんに当たる#ババババンビがデビューする際に、私もしたかったのに……! と本気で直談判したのを覚えています。それから約8カ月、二つ目のアイドルユニットとしてデビューできることを本当にうれしく思っています」とコメント。

余談だが僕の#2i2の推しは十味さんなので、ライブでまたこれになりたい()

002 森嶋あんり さん (カラー:白)

デビューライブで一番印象が変わったのが、森嶋さん。

メンバーの中で声量が一番あった。歌えるの全然知らなかった。

ロック系アイドルは歌えるメンバーが最低1人いないと厳しいから、森嶋さんがいて良かった……

元々アイドル志望だったからなのか、デビューライブでは嬉しそうな気持ちがメンバーの中でも特に伝わってきた。本当にアイドルになりたかったんだなって思う。

SHOWROOMにも力を入れていて、連続配信100日を達成したことがあるので、目指す方向性さえ間違わなければ、ライブパフォーマンスが良くて歌えて、ファンも多いというアイドルの理想系みたいな感じになり得る存在である。

 

003 青木りさ さん (カラー:青)

『天晴れ!原宿』で活動後、『ネコプラ∞』で2019年9月20日までアイドルとして活動されていたとのこと。

個人的には「天晴れ!のメンバーだったんだ!」という感じ。

甘くて可愛い声が特徴で、特に『SAYONARA』の歌唱がめっちゃハマっている。

#ババババンビの小鳥遊るいさんもそうだけど、青木さんもSHOWROOMの配信を継続して続けられているところが素晴らしい。

本記事執筆時点では青木さんのオタクが一番濃そうでオタク同士の繋がりも強そう。昔の時代を共有している分ね。

かと言って、新規は入りづらいかというと、そうでもなさそうな気がしていて、接触は誰が行ってもめっちゃ楽しそう。

新規でも古参でも現場に行った分だけオタクに楽しさを返してくれそう。TwitterとSHOWROOMを見る限り、そう思う。

(SNSにオタクがアップしている青木さんの宿題チェキの内容を見たら、良い意味でヤバすぎる。)

 

004 奥ゆい さん (カラー:黄)

芸能活動が豊富なメンバーの中に唯一、数ヶ月前まで一般人だった奥ゆいさんが加入。

彼女のSHOWROOMを観ている限り、何かの追っかけをしていたみたいだが、女性アイドルではないみたい。

アイドルになりたくてアイドルになる芸能人が多い中、特にアイドルになりたかったわけでもなかった普通の女の子がアイドルになるストーリー。個人的には逆にエモく感じる。

もうここまで来たら、現場のエンターテイメントの中で一番熱量があるアイドル現場の素晴らしさを体感してほしいなという気持ち。

ライブの見所は『FATE』のラップパートがカッコいい。

ライブで緊張しなさそうなメンタルは大物を予感させる。ダンスと歌に慣れてきたら、彼女のポテンシャルが発揮されそう。

あと、奥ゆいさんのシャツファッション、めっちゃお洒落で良いよね。

 

005 天羽希純 さん (カラー:紫)

天羽希純と書いて『あまうきすみ』と読む。

『希純』は本名で氷室京介ファンの父が『Kiss me』から名付けたとのこと。

天羽さんも青木さんと同様にアイドル経験者だが、青木さんよりも経歴が長い。

元々2013年から『P.A.R.M.S』のアイドルとして活動し、2014年に卒業。

調べた限りだと2015年の活動が不明だが、2016年10月から2020年6月まで『READY TO KISS』で活動されていた。

かなり長い間アイドル活動をやっているし、時系列から考えて、ゼロイチ加入後は即#2i2としての活動をしていたことになる。『アイドル最終章』までのインターバル短っ。

アイドルをやらなくても、雑誌の単独表紙も決まるほどグラビアのインパクトが強いから、グラビアに注力しても良いとも思うけど、ゼロイチに口説かれたのだと思う()

普段はポンコツ扱いされているけど、締めるときは締めてくれそうで、ここぞというときに頼りになりそう。

#2i2がこれから活動を行っていく中で、彼女の存在は大きいと思う。

 

#2i2を取り巻く環境

ゼロイチファミリアのコネクション

8月の#ババババンビの記事から特に内容は変わらない。(詳しい内容は左記の文字リンクを参照願う。)

ゼロイチはゼロイチタレントや#ババババンビと同様に#2i2でも『キテる感』を演出。

キテる感に弱いアイドルオタクを取り込んで、アイドルグループの関門の1つ『ワンマンライブ1,000人ソールドアウト』を達成する期間は他のアイドルグループよりも短いと推測する。

(現時点で#ババババンビはキャパ1,000人ソールドアウトできそうな気がする。)

 

ゼロイチファミリアへの影響

先輩にあたる#ババババンビと同じ事務所のアイドルグループとはいえ、アイドルオタク視点からすると住み分けができていると思う。

それぞれのグループの現場がどう変わってくるか楽しみだし、#ババババンビと#2i2でのファンの取り合いもそこまでなさそう。

僕は#2i2の雰囲気から「#ババババンビと違う路線で少なくとも、王道アイドルではなさそうだな」と予測が付いていた。

だから#2i2のメンバーが発表されたとき、バババ(一部を除く)の方々のツイートを見て「そんな熱くならんでも()」と思った。

同じ事務所同士でなくても、強力なライバルはたくさんいるわけだし。

追っかけの経験の短さからくるものだろうけど。もっとどっしり構えようぜ。

とにかく、事務所のアイドルグループ同士の関係は3つ目のグループも含め切磋琢磨できる環境になればいいなと思う。

 

あとは#ババババンビと#2i2の活躍で、ゼロイチの個人で活躍するタレントにもファンが流れてきそう。

8月の#ババババンビの記事にも同じことを書いたけど、今回はここをもうちょっと掘り下げたい。

実際に書いた内容は以下の通り。(太字や色の箇所も元の文章と同じ部分)

あともう1つ語ると#ババババンビが軌道に乗れば、5人以外のタレントにも恩恵があるかもしれない。

先述のように#ババババンビは少なくとも『ワンマンライブ、キャパ1,000人ソールドアウト』はいけると僕は予想している。

アイドルオタクが1,000人もいれば、オタクのスタイルは十人十色。

例えば新規のオタクが#ババババンビメンバーのTwitterを見たり、メンバーが個人出演する『東京スタイルTV』や『イマドキ撮影会』に行ったりするとしよう。

Twitterを見れば#ババババンビメンバーがメンバー以外の所属タレントと絡んでいるし、現場に行けばゼロイチタレントを見かける。

そうすると、どうなるか?

ゼロイチタレントはシンプルにルックスがめっちゃ良いから、オタクが見逃さないはずがない。

つまり#ババババンビが入口だったけど、他のゼロイチタレントにハマる可能性もあるということ。

オタクという生き物は『自分が本質的に何が好きか?』がわからないまま、コンテンツにハマることがある。アイドルが入口だったけど、カメコのほうが好きかもとか。またはその逆も然り。

僕みたいに今はもうアイドルに軸足を置いているわけではないけど、舞台鑑賞やモデル撮影が楽しいやつもいる。今の時代はアイドルに疲れている人も多いと思うから、あり得なくもないと思うんだよね。

よって、ゼロイチのファンビジネスをさらに加速できる可能性がある。

この考察に対して「#ババババンビと#2i2のオタクは、本現場に夢中でゼロイチの個人タレントに目を向けないのではないか」という指摘があった。

この指摘にはそういう人そうでない人がいる。」が回答。

引用の文章にも書いてあるが、アイドルオタクにはいろんな人がいる。

『いろんな』とは具体的に何か?

『オタクのやり方』の話である。

①推し(推しグループ)の現場以外はほとんど観ない、行かない。

②推し(推しグループ)の現場に行きつつ、他の現場にも感度がある。

③1つの現場にコミットせず、いろんな現場に顔を出す。(俗に言うDD)

大まかに分けるとこんなイメージ。

(ちなみに僕は今も昔も②のスタンス。)

上記①のオタクは確かに、推しと推しグループにしか興味を持っていないから「アイドルの子以外のタレントの現場にも行こう」とはならない。

しかし、②③のオタクは結構チャンスがある。

言いかえると、感度さえあればゼロイチアイドル以外のタレントにもハマる可能性が十分にある。

また①のオタクでも(②もそうだけど)、自分のメイン現場に嫌気が差すと、メイン現場に行く頻度が減る。

メイン現場に行かなくなると、オタク卒業をするか別のメイン現場を探すようになり、個人のタレントを追っかけることも選択肢の1つとして出てくる。

そうでないと、ゼロイチの個人タレントの現場に地上アイドル出身のオタクが流れ始めていることを説明できない。

ライブアイドル出身のオタクは2020年『バーレスク東京』に目を向けていた印象が強いが、#ババババンビの存在とともにゼロイチファミリアの存在も知られてきており、2021年はその層のオタクもイマドキ撮影会やゼロイチジャックイベントに増え始める気がする。

最近はある程度アイドルオタクの歴が長い人の中で、アイドルの追っかけに飽きたり疲れたりしているオタクも多いので、そういう人々(僕もそうだった)も目を向けてくるだろう。今年はコロナ禍でアイドルへの気持ちが切れてしまったオタクもいると思う。

実際に僕のメイン現場の生誕祭には46・48オタク出身の方々がいたし、イマドキ撮影会の団体に#ババババンビの現場に通っている方が来ていたので、上記のことがすでに起き始めており、これからさらに加速する可能性が十分にある。

 

今後の展望

#2i2の目標について

どうやら、#ババババンビと同様に『2年以内に日本武道館公演』が目標らしい。

#ババババンビにしても日本武道館にこだわる理由がよくわからないけど、高校球児が甲子園を目指すような感覚なのだろう。

8月の#ババババンビの記事にも書いたが、2年以内に達成するスピード感で実際に達成するとしたら3〜4年くらいかな。

日本武道館がライブができるアイドルは日本のトップアイドルになることに等しいので、2年以内に達成できなかったとしても、落ち込むことはないし、誰のせいでもない。

メンバーも運営もオタクも「くっそー、やれることはやったんだけど。しゃあないこれからだ。」みたいな感じでみんな病まずに活動し続けていけば良い気がする。

それよりも最近は、メンバーは日本武道館公演の目標を語るけど「それを達成することでオタクがどう楽しいのか?」みたいなことも共有したほうがいいと思うようになってきた。

『日本武道館で馬鹿騒ぎしたら、おもしろそうじゃない?』とか『日本武道館でより多くの人みんなが人間らしくいれる』みたいなことも言えると、アイドルと運営が持つビジョンがファンにもっと伝わる気がする。

あとは大目標ばかりに気を取られて普段からオタクが満足するライブができていないと、現場に人がいなくなるのがアイドル現場なので、メンバーは普段のライブを大事にすることと『馬鹿騒ぎ』『ライブでは人間らしく』を忘れてほしくない。

これは自分への戒めとしても書いた。

 

僕の考え

2010年代前半のアイドルシーン及び3年前までロック系アイドルが好きだった僕としては、いろいろ思うことがある。

ロック業界への介入

ストレートに言うと『ロック業界へ過度な介入をしないでほしい。』

ゼロイチがそこまで考えてなかったり、そっちの業界にコネクションがなかったりしたら、それはそれでラッキー。

マジで僕の深読みだけで終わってくれ()

「もしかして、アイドル業界以外のところからもファンを獲得しようとしてる?」と『FATE』を聴いて深読みしてしまっている。

僕の経験上の話で恐縮だが、アイドルとロック業界のシナジーはほとんどない。

ロックファンがアイドルにハマることはあまりないのである。逆も然り。

そういうイベントに全く出るなと言っているわけではないが、過度に介入するとロック業界から思うようにファンを連れてくることができない上に、既存のオタクやアイドルオタクが置き去りになり、ファンが減る事態になりかねない。

僕が通っていたアイドルがまさにそうだった。

普段からロックフェスの出演やロックアーティストとの対バンが多かった。

その結果アイドルイベントへの出演が少なくなり、1,000人キャパの会場でワンマンライブができたくらいに人を集められたのにも関わらず、新規客が全く増えないどころか現場から人が減り、卒業ライブを小さいライブハウスで終えた。

結局はアイドルシーンでライブの楽しさをアイドルファンと共有することを徹底して、アイドルオタクからのファンを増やすべき。

アイドルオタクではないところからのファン獲得は、今まで通りのテレビや雑誌の出演からのアプローチで問題ない。

 

アーティスト病

この話題が出てくるとしたら、もっと後の話になりそうだけど『アーティスト病』もこわい。

#ババババンビはそうならなそうだけど、#2i2は気をつけてほしい。

2010年代前半にオタクしてた人からすると「そういえば、アーティスト病って懐かしいね〜」みたいなリアクションになると思う。

アーティスト病

アイドルや声優、タレントなどが何らかのきっかけによって突然アーティスト(シンガーソングライターや芸術家など)を目指し、それまでの芸能活動と切り離して、急激な路線変更を遂げようとする様。芸術家病ともいう。

こうした路線変更は芸能界で珍しいことではなく、それまで支えてきたファンの立場からすれば賛否が分かれるところである。
また、様々な活動に手を出して本業と副業を使い分ける、いわゆるマルチタレントとは異なり、アーティスト病は多くのケースで「アイドルを卒業」「脱皮」といった後戻りのできない不可逆の路線変更である。さらに、「これまでの仕事に疑問を感じていた」「本当に自分がやりたいことができていなかった」など、これまでの自分を否定した発言をすることにより、ファンからの予想以上の批判を浴びることもこの症状の特徴とも言える。
そして、結果としてファンは離れていき、ファン、本人、事務所と誰も得をしない事態に陥ることさえある。

引用元 はてなブログタグ

アーティスト色が強くて成功するアイドルは『Little Gree Monster』のようにメンバー全員が超ハイレベルな歌唱パフォーマンスができるところか、韓流アイドルのように歌とダンスをみっちり叩き込まれたところくらい。

あとは『BiSH』のような楽曲のこだわりが強いところ。

要するに『アーティスト』としての土台が元からあって、プロモーションもデビューから一貫してパフォーマンスレベルの高さを売りにするグループが該当する。

過去のライブアイドルシーンでは『東京女子流』『Dorothy Little Happy』がアーティスト病に陥ってしまっていたし、僕が通った『ひめキュンフルーツ缶』もそうだった。

いずれの例も大人の安直な考えにアイドルが巻き込まれてしまった気がする。アーティストのほうが上という間違った意識とテコ入れでそうなってしまったと思う。

よくアイドルは他の仕事への踏み台にされることが多い職業だけど、アイドルが他の職業より上とか下とかそんなものはない。アイドルはエンターテイメント職の1つだ。

アイドル現場以外であんなにファンのリアクションがデカいところは存在しない。

ファンを本気で沸かせるのも最高のエンターテイメントだ。

だから変にアーティストぶることなく、『アイドル』として堂々と誇りを持って振舞ってほしい。

ロックや難易度の高いダンスと歌唱は、あくまでもオタクを沸かせる手段にすぎない。

売れるアイドルはライブの質が高いから売れるというより、ファンを増やせるから売れるのである。

結論は先述の『ロック業界への介入』の話と同じ。

メンバーには『アイドル』としてライブ以外ではファンサービスを欠かさずに、ライブでは一体感を作ることに注力してほしいと思う。

 

事務所のリソース

これも懸念点の1つ。

マネージャーやスタッフの方々が今でもアップアップだと思うのは僕だけかな?()

個人のタレントやアイドルグループ2つのマネジメントをやっている現状に対して、もう1つアイドルグループを作ろうとしているから「本当に大丈夫なのか?」って感じ。若い方も多いし。

金銭的なリソースもそう。

2020年はコロナ禍の影響が大きかったが、プロモーションに使うお金はケチってなさそうなので、そのしわ寄せがタレントとオタクにきている気がする()

宿題チェキって元々自粛期間の現場の埋め合わせ的な位置付けの認識だけど、いつの間にか何回も宿題チェキの販売を行なっているし、ついに5枚購入特典だけでなく10枚購入特典までつけてきた。まあ欲しいから買っちゃうんだけどね!!()

 

会社のリソース不足から僕が何を心配しているのかというと、メンバーのメンタルをケアしきれるのかが心配。

今はまだゼロイチアイドルに勢いがあるから、ただただ現場が楽しいフェーズである。

アイドルのデビュー後1年くらいは楽しいのが当たり前。ジャイアントコーンは頭が一番おいしいのと同じだよ。

しかし、これから絶対に客足が伸びづらくなってメンバーもオタクも苦しい期間が出てくる。そのときにメンバーの精神面をスタッフがサポートしきれるのかが疑問。

僕のようにアイドルグループのメンバーが空中分解した現場を見た経験があると、どうしてもこのような記憶を思い出してしまうんだよな。

やっぱり事務所には『若い将来のある女の子を預かっている』意識だけは忘れないでほしい。

ゼロイチのコネクションの力を考えたら、過去のアイドルの失敗例と同じことさえしなければ、まずキャパ1,000の箱ソールドアウトは固いし、その先もあると思うから。

 

まとめ

相変わらず長い文章になってしまったが、『#2i2の印象と今後の展望』について書いた。

#ババババンビと被る部分もあるが、まとめると、

①王道系の『#ババババンビ』と一線を画すラウド系(ロック系)アイドルにして差別化を図った。

②ゼロイチのプロモーションで『ワンマンライブ、キャパ1,000ソールドアウト』は達成できるようになると予想。

③目標の『日本武道館ライブ』を達成するとしたら、『2年』を目標にして『3〜4年で達成』か?

④『過度なロック業界への介入』と『アーティスト病』に注意。

いまだにハイペースでアイドルグループを発足する意味はわからなけど、やるからにはアイドルシーンのゲームチェンジャーになってほしい。

これからの#2i2と#ババババンビのご活躍、期待しております。

 

おまけ

あと「お前なんでそんな心配性なの?」って思っている読者の方もいそうだから、それも追記しておく。

アイドルの追っかけをある程度やって思ったことは、アイドルとしてタレントを売り出す意味で、この職業は『ハイリスクハイリターン』

芸能人をやること自体がハイリスクハイリターンと考えることもできるけど、やっぱりその中で、アイドルが一番リスク高い。

仮にブレイクできなかったとして、アイドルをやめたあと、まともに仕事できるかどうかはわからない。

素敵な仕事だけど、潰しが効きにくい。ゼロイチはそこまで考えているのかな?どうなんだろう?

 

さらにファンビジネスしやすいアイドルで増えたオタクの数は上振れである。

「アイドル卒業したら、ファンもきっとついてくる。」と考えている人もいると思うけど、その考え方は甘い。

それはなぜかっていうと、結局アイドルオタクが好きなのはステージで歌って踊うアイドルである。

アイドルが『偶像』なら、アイドルオタクは『虚像』だ。

こういうことを言うと「ゼロイチ所属の元アイドルのタレントはファンがついているじゃないか!?」と反論するかもしれない。

それは、ついているオタクがたまたま熱心だからにすぎない。

それに見えていないところでアイドルを辞めたあとに追っかけるのをやめたオタクも多いと思う。

アイドル(タレント)が思っている以上に、高いモチベーションが持ち続けられないとアイドル卒業後の元アイドルを追っかけるのは無理。

 

本記事のテーマから外れている文章だからおまけ扱いにしたけど、こんな暗い背景も知っているからこそ、売れてほしい想いがある。

日本武道館でライブできるアイドルになれれば、こうはなりにくいからね。

 

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