もう二年前の記事であるが、僕はこのブログで、
【湘北編】スラムダンクの登場人物を2000年代・2010年代のNBAプレーヤーに例えてみた
という記事を書いた。
それ以降はブログの更新をサボっていたこともあって、湘北以外の他のチームやバスケ漫画で書くことは山王編のみであったが、僕がよく観るYouTubeチャンネルの1つRikuto AFさんで、こんな動画を見つけた。
僕の書いた記事と同じような企画やってる!!
再生数も10万回(2019年11月11日現在)に到達しているし、日本のNBAファンにとっては、おもしろそうな企画なのかなと思った。
僕のブログでは、スラムダンクをテーマにいくつかブログを書いていて、この内容の記事も月数十PVながら読まれている。
あまりアクセスされない記事は消してしまうのだが、スラムダンク関連は漫画そのものにも、このブログに書いた内容にも思い入れがあるので、消していなかった。
「せっかくだから、このネタをやり尽くすか」ということで、今回は湘北高校のライバル『陵南高校』について、2000年代・2010年代のNBAプレイヤーに例えてみよう。
目次
陵南高校
魚住純 ドワイト・ハワード
ディフェンスやリバウンド、スクリーンプレイなど、得点よりもチームに献身的なプレイが印象的な魚住は、ちょうど今のレイカーズ(2019年)のドワイト・ハワードに重なる。
まずメンタル面に関して、魚住は神奈川県IH予選決勝リーグのvs海南大付属で審判にテクニカル・ファールを取られたり、vs湘北では厳しくチェックしなくても良い花道のシュートをファールして、ファール・トラブルに陥ったりするなど、精神面の未熟さを見せてしまう。
しかし、神奈川県決勝リーグvs湘北の第4Qでは、ディフェンスファールを見極めるプレイを見せるなど、ゴール下で素晴らしいディフェンスを披露し、精神的な成長を見せた。
また、湘北vs山王工業では、高校最強のインサイドプレイヤーである河田に完膚無きまで叩き潰された赤木に「チームに献身的なプレーをして味方を活かしてチームを勝たせる」旨の助言をすることもしている。
一方のドワイト・ハワードも自己中心な言動が多い選手だったが、現在(2019年)のレイカーズでは、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビス中心のチームで、チームに献身的なゴール下の守護神として活躍中。
仙道彰 ルカ・ドンチッチ
この記事を書いた理由の2つ目に、仙道に当てはまる選手が見つかったこともある。
そのNBA選手こそ、スロベニア人のルカ・ドンチッチだ。
2018-2019シーズンの新人王であり、2019-2020年では、2年目なのに関わらず、MVPプレイヤーと言っても過言ではない活躍をしている。
レブロン・ジェームズと比べても遜色のない活躍をするヨーロッパ人が出てくるとは、思ってもみなかった……
仙道も天才肌のオールラウンダーで、味方を活かすプレーはもちろん、1人で大量得点できるスコアラーとしても活躍できる。
2人ともステップバックジャンパーが上手い。
福田吉兆 カーメロ・アンソニー
福田はジャンパーが上手くはないが、身体能力を活かしたゴール下での得点能力と繊細さという点で、僕はカーメロ・アンソニーが近い存在だと思う。
福田の得点への執着、そして自分に厳しくしてくる監督と上手くいかず、出場停止となった繊細さは、カーメロ・アンソニーと結構重なるところがある。
カーメロ・アンソニーの得点力は目を見張るものがあり、特にフォワードとしてポストでのルーブはNBA随一である。
しかし、ベテランの域に入り、なかなかベンチ出場にアジャストできなかったところは繊細。
ヒューストン・ロケッツを解雇されて以降、いまだに所属チームが決まっていないが、ベンチからなら今でも十分に得点でインパクトを残せる選手なので、まだまだ観たい選手である。
池上亮二 ブルース・ボウエン
『ディフェンスに定評のある池上』
というフレーズが独り歩きしている印象があるが、
神奈川県IH予選決勝リーグは持ち前のディフェンス力で、vs海南大付属では第4Qの最後に牧のドリブルをスティールしたり、vs湘北は後半にスコアラーの1人である三井をマークしたりと大事な試合・場面で活躍している。
オフェンスはいまいちだが、ディフェンスに関しては「職人」の域に達している池上は、ブルース・ボウエンが当てはまるのではないだろうか。
(池上はボウエンのような汚いプレーはしないけどね。)
まとめ
スラムダンクの陵南高校を2000年代・2010年代のNBA選手で例えたら、中々相手にしたくない嫌なチームとなった。
ルカ・ドンチッチとカーメロ・アンソニーで点が取れて、最高なディフェンスのスペシャリストがいるけど、湘北編と比べたらちょっと物足りない感じ。
陵南は仙道がなんでもできるせいで、ガードの2人の印象が薄くなってる。
(ガードの2人に関しては、取り上げなかった。)
魚住純 ドワイト・ハワード
仙道彰 ルカ・ドンチッチ
福田吉兆 カーメロ・アンソニー
池上亮二 ブルース・ボウエン
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