2020年1月30日、芸能事務所『ゼロイチファミリア』が事務所初のアイドルユニット『#ババババンビ』の結成を発表した。
しかし、2020年3月27日に予定されたデビューライブは新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。
デビューライブを心待ちにしていたメンバーや関係者、ファンは肩を落としながらも、他のアイドルの例に漏れず、SNSやSHOWROOMの生配信、Talkportでメンバーとファンの交流を深めていった。
6月には、メンバーをカメラ撮影ができるイマドキ撮影会が解禁されたのち……
2020年7月6日、ついにデビューライブを迎えた。
8月1日には観客を動員した対バンライブが開催され、今後もライブやイベントの予定が目白押しで本格的に#ババババンビの活動がスタート。
#ババババンビの初観客動員対バンライブを観に行ってみたところ、本当に楽しく、
「アイドルもまだまだ捨てたものじゃない。」
「#ババババンビ、始まったな。」
と心の底から思えるライブ内容だった。
その興奮は全く冷めず、仕事の作業中に頭の中で『ばばばばんびずむ〜!!』が流れるくらいにはハマってしまった()
アイドルのライブでこんなにワクワクしたのは、いつ振りだろうか……
漏れ、#ババババンビ のオタクになるわ。みんな今までありがとな()
— Ryoken (@Ryoken_Yukawa) August 4, 2020
(18いいねついてるの笑った。)
コロナ禍にもめげず本格始動し、僕の心に再び火を付けた#ババババンビ。
では彼女たちの印象は?今後は?について、お盆休みなのでゆっくり独断と偏見で語っていきたい。
・3年前までライブアイドルシーンでオタクしていた元(?)アイドルオタクの視点
・ゼロイチファン歴8ヶ月目
の視点で本記事を書きました。
目次
現在の印象
ライブと楽曲
良くも悪くも王道のアイドル楽曲とライブ。
アイドルをたくさん観てきたオタクにとっては、目新しさはないが、ハズレもない。
ライブの楽しさがある程度は保証されているから、初見のオタクにも好印象を与えやすい。
楽曲は現在5曲あるが、いずれも王道アイドルから外れないもの。
僕の過去の経験に基づいての話だが、振付と振付師も重要だと思っている。
ライブアイドルシーンだと、ペンライトを振るだけのオタクよりも実際に振りコピするオタクの方が多いから、初見だと真似しきれなくて、通ったら真似できるようになりそうなちょうどいいレベルの振付が現場にマッチしている。
僕が「idomin(いどみん)先生がすごいな」と思ったのが、『ばばばばんびずむ〜!!』のバンビポーズ横移動で、
一見「なんだこれは?」「ちょっとダサいんじゃない?」と思わせつつも、
「でも真似したい。自分も横移動したい。」と思わせる絶妙なバランス感。
#ババババンビを知るまで存じ上げていなかったが、振付がよく練られている。
これらの楽曲と振付から、#ババババンビは『魅せるパフォーマンスをする』よりか、
『アイドルと観客が一体となって盛り上がる』
そして『メンバーの成長プロセスをファンに見せる』
という従来のアイドルと同じ方向性に舵をきっていることがわかる。
(逆にゼロイチ初のアイドルユニットだから、この方向性でしかやりようが無いといえばそうなんだけど。)
王道アイドル路線でオタクがとっつきやすく、かつ今後が楽しみな新人アイドルグループとなっており、一層これからの現場を楽しみなものにしている。
『ハナビガタリ』はこのブログで何回も絶賛しているけど、#ババババンビの代表曲になり得る楽曲。
他のアイドル楽曲に例えると、Dorothy Little Happy『デモサヨナラ』やわーすた『いぬねこ。青春真っ盛り』のようなテンポは少々抑え気味だけど心に残って、ライブではすごい楽しい感じ。
あとはもう1曲アップテンポで沸ける曲がほしい。
Cheeky Parede『BUNBUN NINE9’』やBiS『nerve』みたいな曲があればライブが死ぬほど楽しくなるはず。
(この2曲だと少し彼女たちのイメージから離れるから、いい感じの楽曲が出てきてくれたらいいな。)
個人的には、この先現場に来る客の増加が鈍化してきても、楽曲やライブパフォーマンスの方向転換は避けたほうがいいと思っている。
アーティスティックな方向に行ってしまい失敗するアイドルが過去にも見受けられたが、それで成り立つグループは元々の土台があってこそ。
楽曲へのこだわりが色濃く反映されているBiSHやメンバーのパフォーマンスを重視したLittle Glee Monsterのスタイルがアーティスティックな例として挙げられるが、安易にこの方向に行こうとすると中途半端なアウトプットにしかならず、元々の楽曲群とのセットリスト相性も良くないので、ライブの満足度が下がり、オタクの他界が止まらなくなる。
だから、#ババババンビには今の王道アイドル路線を貫いていってほしい。
メンバー
僕は現時点#ババババンビメンバーからの認知がないどころか、話したこともTwitterでリプライを送ったことも全くありません。
おそらく実際にメンバーのことを知っているファンの方は「それは違う」と思われる記述もありそうですが、あくまでも僕の主観による印象であることをご了承いただきたく存じます。
ちなみに僕は#ババババンビに推しがいない。箱推しかもしれない。
個人的には物販が再開されたら、物販列が長いメンバーが誰になるか楽しみ。
僕の経験上、これから現場人気が伸びるメンバーは、オタクの顔と名前がすぐに覚えられて、その上でオタク一人一人に『自分は特別』だと思わせられるメンバー。
それが誰になるかは、メンバーと話したことないからわからないけど(笑)
岸みゆ さん (メンバーカラー:赤)
ライブパフォーマンス中全て
#ババババンビ初見の方は、まず彼女の一挙一動を観て欲しい。
メンバー5人の中で一番アイドルになって良かったゼロイチタレントだと思う。
もしかしたらアイドルになったことで、自分が一番輝ける芸能界のフィールドで仕事できているのではないだろうか。
何故そう思うかというと、アイドルオーラが群を抜いているから。
ライブ配信で岸みゆさんがアップで抜かれる場面も、SHOWROOM生配信のアップもすごく眩しい。
これだ…天性の王道のアイドルだ……って思う。
どんな場面でもアイドルオーラが途切れない。これは真似しようと思ってできることではない。
特に彼女のウインクはマジでかわいい。これだけで○んでしまうオタクが出てくるレベル()
何をしても滲み出るアイドル感に加え、歌唱力が優れているので、#ババババンビを初めて観る方は、まず彼女に注目してほしい。彼女を観ておけば間違いない。
ライブでの彼女を観るだけで、アイドルライブを体感できるし楽しくなれる。
たとえそれがどんなシーンであっても。
小鳥遊るい さん (メンバーカラー:白)
『恋のキャンディ』2番の序盤のソロパート
岸みゆさんと水湊みおさんが作るひし型の窓からの指差しとソロパートがかわいい。
僕が彼女のオタクだったら、あの指差しがほしい。
小鳥遊るいさんのインタビューを読もうとしたら、こんな文言が載っていた。
#ババババンビ・小鳥遊るい「私たちは奈良県に根付きやすいアイドルだと思います(笑)」
インタビューから一部抜粋↓
(中略)
アイドルが大好きで、大学時代は毎週のように都内に遠征していました。多い時で年間100本程のライブに行きましたね。
アイドルを観るために関西から毎週上京するの、めっちゃヤバい。
僕もアイドルオタクしていたときに、彼女と同じように地方から高頻度で上京してくる知り合いがいて、彼らのバイタリティにただただ感心していた。
だから、彼女のエピソードを見た僕はオタクとしての彼女に尊敬の念を抱いた。
#ババババンビSHOWROOM配信の中で僕が一番好きなのが、小鳥遊るいさんの配信。
すっかり歳を取ってしまった僕には、関西弁で喋るゆったりと落ち着いた配信が心に沁みる。
マメな性格なのかSHOWROOM配信を100日以上連続で毎日継続していて、大変素晴らしい。
僕としては自分のYouTube ゲーム実況動画を毎日アップできておらず、このブログの更新頻度も低いので、ぜひ見習いたいところ。僕も頑張ろう()
余談になるが、彼女が『#ババババンビって言えると!?』でやりたいと語っていたサンリオピューロランドのライブはコロナが落ち着いたら、わりとすぐに叶うと思う。
あっ、僕もこぎみゅん好きです。(唐突なアピール)
水湊みお さん (メンバーカラー:青)
『ハナビガタリ』落ちサビ
僕が彼女のオタクだったら、彼女にとって特別になり得るライブ(福岡凱旋など)で、この落ちサビを目に焼き付けるために最前最中(最前列0ポジション)がほしい。
水湊みお、みなとみお。みなとみないと。
僕のゼロイチタレント好きな芸名ランキングで、一、二位を争うほど芸名が好き。
もし自分で名付けた芸名だとしたら、良いネーミングセンス。
『最上もが』くらい口に出して言いたくなっちゃう。
僕の彼女に対する印象を一言で表すと……
『透明感』
この世の全てのものが透き通ってしまうと思うほどの……
もちろん、他の#ババババンビメンバーやゼロイチタレントに透明感がないわけではない。
しかし彼女だけ何か違う。それだけ彼女の『透明感』は群を抜いている。
紫外線対策やメイクの方法、自撮りの仕方が気になる。
化粧品メーカーは一刻も早く彼女をイメージモデルにしたほうがいい。
ゼロイチファミリアの水湊みおちゃんがTwitterに投稿する自撮り、毎回のように透明感があっていいですね(アイドル評論家)
— Ryoken (@Ryoken_Yukawa) April 18, 2020
Twitterのフォロワー数も現在14万人と、アイドルの中ではかなり多いほうで申し分ない。
昨今の芸能界はフォロワー数で仕事が決まることもあるらしいので、十分なアドバンテージだ。
自撮りが綺麗でSNSの使い方も上手いので、自分の魅せ方を相当考えていると思う。
そもそも彼女が過去アイドルオーディションに落ちてきたのが、信じ難い。
正直、地元福岡でアイドルデビューしなくて本当に良かったと思う。
(僕の経験に基づいてこの理由を説明できるが、ここでは割愛する。)
そんな彼女は今後#ババババンビの入口になる存在になるのかなと思う。
吉沢朱音 さん (メンバーカラー:黄)
『S.O.S! Summer』ソロパート「お気に入りの〜」
とにかく朱音ちゃんがかわいいし、歌詞の内容が良く汲み取っていると思う。
吉沢朱音さんについては前回のブログでも少し触れたが、多彩さが光っている。
#ババババンビ 吉沢朱音「渡辺麻友さんのファンで握手会で30ループしたことも」
インタビューから一部抜粋↓
(中略)
元々AKB48の渡辺麻友さんのファンで、握手会に最大30ループしていました。
多分、まゆゆの認知ありそうだな…強いオタクだ……
48グループの握手会30ループ(もしくはそれ相当のまとめ出しを)するには、それなりの金銭的負担と話す内容を用意しておかないといけないから、小鳥遊るいさんと同様にオタクとしてすごい。
(僕も48現場で似たようなことをしていたけど、人のエピソードとして見るとヤバいと感じる。)
アイドル以外にも趣味があって、しかも多趣味みたいなので、もし他の趣味もガチだとすると……やっぱりすごいなって思う。
最近、多趣味になってきている僕も見習いたい。頑張ろう()
ここからはアイドルとしての印象。
まず、よく食べているイメージがあるのに、あんなにスタイル良いのどうなってるんだ……
炭水化物どこに消えてるの……胃の中は宇宙なのかな?
ダンス経験があって、現役マジシャンでもあり、場慣れしているからなのか、ステージ上の彼女は他のメンバーよりも余裕があるように見える。
僕はどっちかというと、成長プロセスを楽しめそうなアイドルよりも、すでにある程度地力がついているアイドルを好む。だから、この前現場で観たときに気になったのかもしれない。
また、彼女が書く歌詞は実に素晴らしい。
特に『ハナビガタリ』は情景をはっきりイメージさせつつ、『君が好き』などストレートなフレーズも入れて非日常と恋愛模様をミックスさせている。
さらにフェス(祭り)がテーマなので、対バンとの相性は最高。
そこまで考えて曲のテーマと歌詞を決めたとしたら、相当頭が切れる。
あとは今年からマジックショーも好きになったので、機会があったら朱音ちゃんのマジックショーに行ってみたい!!
池田メルダ さん (メンバーカラー:緑)
・『ばばばばんびずむ〜!!』「口から生まれたポジティブマシンガン」
こんなにぴったりなキャッチフレーズある?
・『恋のキャンディ』だるまさんがころんだ からの落ちサビ
彼女らしい楽しい場面からの見せ場、僕が彼女のオタクならこのシーンをお気に入りにするかな。
過去にアイドル経験があるみたいなので、昔の情報を探してみたら、こんな記事が見つかった。
この記事を読むと、顔が整っていてお洒落だな……という印象を受けた。
しかし彼女のSHOWROOMを観ると、とにかく明るい。よく喋る。
多分、物販でオタクが話題を考えてきても、彼女からずっと話を振ってきそう(笑)
一緒にいるだけで楽しくなれそうだし、実際に#ババババンビのムードメーカーみたいなので、今後はメンバーのみならず、ファンのムードメーカーとしても活躍しそう。
これから物販が再開され始めたら、他のメンバーとの接触で凹まされたオタクくんが彼女に癒されて再び元気になって、また推しの物販に並ぶみたいな……そんな光景が僕には見えるぞ()
(他のメンバー4人のオタクは夏のイベントラッシュが終わったら、ガチ恋勢が増えてそうだから。 笑)
ライブMCでも他のメンバーからいじられる愛されキャラで、これからもそんなシーンが多くみられそうだが、MCでメルダちゃんいじり一辺倒になる感じにはしてほしくないと思っていて、そこは他のメンバーと運営が気をつけてほしい。
(イジりの擦りは観てる方も言われている方もおもしろくないから書いてる。)
あと思うことは、僕が#ババババンビに抱く印象として、メンバーもファンも良くも悪くも真面目に思えるので、そういう意味でも明るくポジティブにさせてくれそうな彼女の存在は大事。
少し意味深な書き方になってるけど、わかる人にはわかるんじゃないかな……
ちなみにそれは他のメンバーも分かっているみたいでよかった。
#ババババンビ[インタビュー]デビューライブ中止をはねのけ進むアイドル道「大きな目標は武道館に立ちたい」
インタビューから一部抜粋↓
水湊みお:
(中略)
メルダは絶対バンビにいなくてはならない存在で。もちろんみんな必要なんですけど!(笑) 人に寄り添う力がすごくて。誰かがしょげてたりすると、1番最初に気づいて、自然に話しかけてますね。メルダがいないと、#ババババンビは成り立たないんじゃないかなって思います。
#ババババンビを取り巻く環境
ゼロイチファミリアのコネクション
今後の#ババババンビを語ろうとする上で、この話題は欠かせない。
僕はゼロイチにアイドルのノウハウはなさそうだと思っていたし、グラビアなどで培ったコネクションを水平展開できるのか疑問だった。
僕の記憶が正しければ、元々4月に組まれていたライブイベントは小規模のものが多かったはず。だから「まあ最初はこんなもんだよな。」と。
しかし雑誌の連載が決まったり、六本木アイドルフェスティバルのような中規模な対バンに出たりなど、メディアの露出が増え、ライブアイドルシーンへのプッシュが強くなってきた。
「マジで!?」「ライブデビュー1ヶ月のアイドルが、ワンマンで千単位のキャパを埋められるアイドルのメンツに並ぶの!?」と思う対バン出演も中にはある。
正直ゼロイチを舐めていた…つよすぎ……
言葉は良くないけど『ゴリ推し』ではある。
ライブはすごく楽しいが見応えはこれからで、爪痕を残せるかはわからない。
でも僕は良いように捉えていて、事務所が強ければアイドルグループが、
「勢いありますよ。これからブレイクしますよ。」
という雰囲気を演出するのが容易で、これって結構大事。
手前味噌だが、以下のリンクは3年前に僕が書いた記事。
この記事を要約すると、以下のような話。
①2010年代前半、メジャーアイドルからオタクがライブアイドルシーンに流出し始めた。
②しかし2010年代後半になり、ライブアイドルシーンで疲弊したオタクがメジャーアイドルに逆流出。(可能性を感じて追っかけてみたけど、売れなかったので楽しくなくなった。)
③上記を踏まえると『アイドルが売れるかどうか』は大切な要素なので、ハズレがないメジャーアイドルがやっぱり楽しいと感じるようになってきた。
④ただしライブアイドルにも全くチャンスがないわけではなく、1,000キャパ埋められるアイドルの中からメジャーアイドルになれるグループが出てくる可能性はなくはない。
この傾向は2020年代に入った今も変わらない。
そもそもゼロイチはタレントの見せ方からこだわりを感じる。
ゼロイチのHPを見るだけでもよくわかる気がする。
HPを開くと奇抜なタレント集合写真が表示されるが、下にスクロールすると今度は白い衣装に身を包んだタレント集合写真が出てくる。
初めは「なんだこりゃ!?(僕はみすず学苑の広告かと思った 笑)」と思わせつつも、清廉なイメージも見せて『一風変わっている事務所だけど、良いタレントが揃っている。そんな彼女たちと新しい時代を切り開いていきますよ。』的なことを訴求しているように思う。
ゼロイチの演出はそれだけに留まらず、所属タレントの起用訴求、売り出し方にも表れている。
美女軍団・ゼロイチファミリア躍進の秘密 求めるのは「好きな人と嫌いな人の割合が五分五分の人」
インタビューから一部抜粋↓
(中略)
ゼロイチファミリアのタレントの“キテる感”は、マスコミでの取り上げられ方、その数にも比例する。その部分においては、出演作の画像、タレント本人のコメントを含めた出演情報のリリース発信など、事務所スタッフのこまめなケアが奏功している。長谷川氏は「近年弊社は、メディア様へタレントの活動報告を配信し、タレントがメディア様に知ってもらえるように奮闘しております。その理由は、メディアを運営されている方々、ライターの方々がまず1番目の視聴者であると考えているからです」と言う。
(中略)
また「売り出す際に、タレントには最低でも2つの武器を持たせたいという事務所の方針から、日々レッスンなどに参加させている」そうで、その理由を「演技や歌などはもちろんですが、例えば保母さんなどの職業やコスプレイヤーなどの趣味、根暗という性格?(笑)などでも良いのですが、一般社会と同じく求められるスキルがバイリンガルになってきていると感じています」と語った。
『キテる感』については完全にゼロイチの演出で、正直胡散臭さも感じてはいるけど、それでも『売れている感』『メジャー感』は大切なのは理解しているから、僕は『#ババババンビ』というニューウェーブにノッかっているところもある。
個人的には『タレントには最低でも2つの武器を持たせたい』に結構共感していて、昨今の流れに合っていると思っている。サラリーマンですら、副業時代なんて言うし。
ゼロイチはおそらく#ババババンビの5人に肩書きを与える意味でも、アイドルデビューさせたのではないだろうか。
このような売り出し方を#ババババンビでも踏襲していくことで、アイドルグループの関門の1つ『ワンマンライブ、キャパ1,000人ソールドアウト』にたどりつく時間を短縮できるのではないかと思う。
キャパ1,000人だと#ババババンビの固定ファンだけでは足りないが、アイドルオタクを巻き込めば十分に到達できる数字だ。そのアイドルオタクは『キテる感』に弱い。
メンバーからするとメディアへの取り上げられ方と自分たちのライブ内容と集客に乖離を感じて、プレッシャーを感じてしまいがちになるが、目標達成と昨今のアイドルシーンを乗り切って行くにあたり、もうやるしかないだろう。
よって、ゼロイチのプロデュースの力で『ワンマンライブキャパ1,000人ソールドアウト』は、他のアイドルグループよりも比較的短い期間で達成するのではないかと僕は考察する。
(多分、チェキを転売している輩も僕と同じようなことを考えていると思うよ。)
ゼロイチタレントとの繋がり
ゼロイチが事務所としてまだ中規模でタレント同士の繋がりが強めだからかもしれないが、事務所の所属タレントが#ババババンビを好きで応援しているのが、めっちゃ良い。
#ババババンビに所属していないゼロイチタレントにとって、今後自分のライバルになり得る存在(僕だったらそう思う)なのに、純粋に応援している(ように見える)のがすごいなと僕は思う。
やっぱりオタクとしてはメンバー同士仲良いほうがいいに決まってるし、ゼロイチは中規模程度の事務所だから、横の繋がりだけでなく縦の繋がりも良いほうが事務所として雰囲気の良さを感じ取れて嬉しい。
ゼロイチタレントって基本的に個人の活動が多いけど、事務所の一体感があるよね。
特に岸みゆさんのサキドルエース投票はヤバかった。
「今日はスマホゲームでもやりながら、岸みゆちゃんのLINE LIVE観るか〜。」
と思ってなにげなく覗いてみたら、ゼロイチタレントが課金しまくってた。
言葉悪いけど「こいつらマジか!?」ってなった()
とんねるずのタカさんがバナナマン日村に高級時計を買わせるあの企画みたいな、そんなヤバさ。
僕にとっては前代未聞だったしヤバいと思いつつも、自腹でアイドルの後輩を応援できるのすごいなと。
あれでタレントもオタクも一体感が出て、配信が良い空気になってたし、LINE LIVEでは勝てた。
総合結果で負けてしまったのは、さすがに仕方がない。これからの躍進に期待。
(『純情のアフィリア』に対しては、正直分が悪かった。)
事務所タレントとの繋がりもすごく恵まれている。
ポケットモンスター 家族が課金する純情のアフィリア / 事務所の先輩が課金するババババンビ
— Ryoken (@Ryoken_Yukawa) May 20, 2020
あともう1つ語ると#ババババンビが軌道に乗れば、5人以外のタレントにも恩恵があるかもしれない。
先述のように#ババババンビは少なくとも『ワンマンライブ、キャパ1,000人ソールドアウト』はいけると僕は予想している。
アイドルオタクが1,000人もいれば、オタクのスタイルは十人十色。
例えば新規のオタクが#ババババンビメンバーのTwitterを見たり、メンバーが個人出演する『東京スタイルTV』や『イマドキ撮影会』に行ったりするとしよう。
Twitterを見れば#ババババンビメンバーがメンバー以外の所属タレントと絡んでいるし、現場に行けばゼロイチタレントを見かける。
そうすると、どうなるか?
ゼロイチタレントはシンプルにルックスがめっちゃ良いから、オタクが見逃さないはずがない。
つまり#ババババンビが入口だったけど、他のゼロイチタレントにハマる可能性もあるということ。
オタクという生き物は『自分が本質的に何が好きか?』がわからないまま、コンテンツにハマることがある。アイドルが入口だったけど、カメコのほうが好きかもとか。またはその逆も然り。僕みたいに今はもうアイドルに軸足を置いているわけではないけど、舞台鑑賞やモデル撮影が楽しいやつもいる。今の時代はアイドルに疲れている人も多いと思うから、あり得なくもないと思うんだよね。
よって、ゼロイチのファンビジネスをさらに加速できる可能性がある。
実際にこの循環を生み出すことができれば、僕が個人的に問題視している各タレントのSNSフォロワー数が多いけど、現場に行ったら人は意外にいないという状況を打開できる解決策になるかもしれない。
(もし各タレントが『川崎あや』さんや『桃月なしこ』さんくらいファンを抱えていたら、ワクワクしない? 笑)
今後の展望
#ババババンビの目標について
#ババババンビに関する記事を読んでいると、どうやら彼女たちの目標は、
『2年後に日本武道館でライブ』
という内容。もちろんキャパ全部埋める前提だと思う。
オタクも共通の認識?
他のオタクと話したことないからわからんけど、実際どう思ってるんだろう。
最初、僕は正直「2年って…結構すごいこと言うな……」と思った。
たとえば底辺ゲーム実況者の僕(チャンネル登録者数1桁)が、
「2年後にチャンネル登録者数10万人達成する。」
って言っているのと、正直あんまり変わらない気がする。現実味を感じないから。
僕がこんなこと真面目に言ったら「あ、そう……頑張ってね〜(苦笑)」ってなると思うよ。
目標の高さが独り歩きしてるような気がするんだよね……
そもそもアイドルが『日本武道館ライブ』できたら奇跡。令和の奇跡と言っていい。
アイドルが日本武道館を満員にする=日本のトップアイドル(の1つ)になる
と同じこと。
このことを踏まえて、言わせてくれ。
2年で達成できなかったとしても、誰も悪くない。それくらい高い目標。
武道館ライブができると仮定すると『2年』を目標にして、実際は『3〜4年で達成』だろうな。
今のうちに言っておく。
何故こんなことを書いておくかというと、この話だと2年で達成できなければメンバーやオタクが病んだり焦り始めたりするかもしれないから。(アイドルと運営の迷走や説教厨のオタクが出てくる光景はキツいよ 笑)
焦り始めるとメンバー・運営・オタクにフラストレーションが溜まり始め、それが表面化するとネットも現場も雰囲気が悪くなりオタクが減る。それが悪循環となり、最後はジリ貧となってグループ解散かメンバー卒業にまで追い込まれる。
そんなことが今まで星の数ほどのアイドルグループで起きてきた。
もちろん、2年後に日本武道館でライブできるのが一番いいけど。
じゃあ目標設定が良くないの?とつっこみを受けそうだが、
『2年後に日本武道館でライブ』
という目標で全然問題ない。
アイドルは夢(非日常)をファンに見せる職業。
先述の通り『キテる感』を演出するにはビッグマウスになり、そこまでのプロセスを見せようとする演出もいると思う。
また今のアイドルシーンは供給過多である。少しでも違和感を覚えれば他のアイドルに流れることができる。ネクストブレイクアイドルですら半年もあれば変わってしまっている業界だから、他の新しいアイドルが出てくる前に、スピード感を出して中期くらいの時間で達成しきるのがよさそう。
よって『2年』で日本武道館ライブを目指す気概は必要だと思うので、『2年』を目標にして、実際は『3〜4年で達成』と僕は書いた。
僕の考え
最後にライブアイドルシーンでオタクしてきた僕が言いたかったことが、これ。
過去、売れなかったアイドルのベンチマークをしてほしい。
そして、その失敗を繰り返さないでほしい。
これさえできれば『ワンマンライブ、キャパ1,000人ソールドアウト』に対する障壁はあまりないと僕は予測しているし、そもそもオタクから総スカンを喰らいそうな運営では、日本武道館なんて夢のまた夢だからである。
最後に僕の経験則で大変恐縮だが、アイドルが売れるか売れないかについては(もちろんメンバーが頑張っている前提で)アイドル自身よりも運営(プロデューサー)にかかっていると思う。
(比率で言うと、7 : 3の高いウェイトで運営。)
以下は過去に僕が特に好きだったアイドルグループのライブ映像のリンクである。
もちろん僕はこれらの現場全てにいた。
心の底から「人の心を動かすライブだ……」と思ったし、楽しくて最高のライブだった。
彼女たちもネクストブレイクアイドルという扱いをされていたが、他の売れなかったアイドルの例に漏れずジリ貧になり終わった。
(①グループはメンバーが分裂、②グループはラストライブを小さいライブハウスで終えた。)
大好きだったアイドルグループだったから贔屓目になってしまうが、彼女たちも頑張ってライブパフォーマンスをしていたと思う。
僕なりにうまくいかなかった理由を考えてみた……
が…しかし、どう考えても両グループとも社長のプロデュースが下手だったという結論にしか、たどり付かなかった。
それからというものの、僕は女性タレントを好きになることはあっても、基本的に芸能事務所を信じていない。
このような経験からアイドルが売れるかどうかは、どちらかというと運営(プロデューサー)の手腕にかかっていると僕は思う。
だからこそ、このセクションの冒頭の話だけは言わせてもらった。
『若い将来のある女の子を預かっている』という意識だけは忘れないでほしい。
まとめ
長くなってしまったが『#ババババンビ印象と今後の展望』について書いてきた。
まとめると、
①ライブ、楽曲が王道アイドルでオタクに親しみやすくて楽しい。
②メンバーも魅力的。
③少なくとも『ワンマンライブ、キャパ1,000ソールドアウト』は達成できるようになると予想。
④『日本武道館ライブ』を開催することは『日本のトップアイドル』になることに等しい。
⑤④を達成するとしたら、『2年』を目標にして『3〜4年で達成』か?
⑥目標を達成するためにも、運営の手腕が問われる。まずは過去売れなかったアイドルと同じ失敗を繰り返さないでほしい。
この記事の終盤に言いにくい話を書いたし、僕との認識の違いから、僕に対して不快に思ったり「そうじゃない」となったりするかもしれない。でもいいことだけ書いても薄っぺらいから、言いにくいことも書いてみた。
まあ僕のことが気に障った方は安心してくれ。そもそも1〜2ヶ月に1回くらいしかライブを観に行くつもりがないし、メンバーからの認知も接触もあんまり興味なくて物販もいいやって感じだから。(老害アイドルオタクはおとなしく隠居生活。今の僕はたまにライブに行くくらいが合っている。他の趣味もいっぱいあるし。)
最後の話は過去に僕がアイドルオタクをした経験から「しょうもないことで失敗しないでほしい」と言いたいだけだ。
言いにくい話も書いたけど……(いや、ライブとメンバーはめっちゃ褒めてる。)
僕は8月1日に彼女たちを観て久しぶりにアイドルでワクワクした。
だからこそ、こんなに長い記事を書く原動力になったのかもしれない。
このアイドルグループの今後が楽しみだし、もちろん武道館ライブがめっちゃ観たい。
その前にアイドルシーンで大暴れするところも見たいね。妄想が膨らむばかりだ。
なんでかっていうと、今のアイドルシーン、僕がアイドルオタクをやめた3年前とあんまりメンツ変わってないんだよね()
3年前から変わったのって『まねきケチャ』『26時のマスカレイド』が売れてきたくらい?
だから変わらないアイドルシーンで一気に他のアイドルをごぼう抜きするみたいなこともちょっと妄想する。そのポテンシャルはあると思う。
メンバーと運営のチャレンジも、なんやかんやで支持している。
落ち着いたアイドルシーンに殴りこむのは、最初は無謀だと思ったけど……
(今までの会社経営を続けていても問題はないと思うから、このプロジェクトをやらない選択肢もあったはず。)
何かに挑戦しない人生なんて、やっぱりおもしろくない。
僕みたいなふつーのアラサーサラリーマンですら、ゲーム実況に挑戦するくらいなので。
令和の奇跡見たいね!!
ここまで超めんどくさい老害オタクの長文記事を読んでいただき、ありがとうございました。
#ババババンビ 様の今後のご活躍、期待しております。