「もっと◯◯のライブが観たい。」などと思ったあなたがすることといえば、遠征です。
コンサートやライブ、イベント遠征は自分の地元でのイベントとは、また違った楽しさをあなたにもたらします。
ついでに観光するのも、遠征の醍醐味ですね。
でも「楽しそうだけど、ライブ遠征に行ったことがないから不安」という方もいると思います。
この記事では、ライブ遠征が初めてのあなたに向けて、僕の体験談を交えながら、ライブ遠征に必要な交通手段、宿泊施設と持ち物をまとめました。
遠征の準備をしっかりして、当日のライブを存分に楽しみましょう。
目次
交通手段
新幹線
お金に余裕があるあなたは、普通に新幹線で移動するのが安全牌。
遠征は移動だけでも疲れます。
ライブを元気な状態で楽しむために、できるだけ行きは新幹線移動にしておきたいですね。
ライブの次の日に出社しなければならない場合は、お金の節約はやめて帰りだけでも新幹線を利用しましょう。
日帰りで新幹線を利用する場合は、予定が狂ったときに備えて、指定席ではなく自由席券をあらかじめ買っておいて、最終の新幹線までに間に合うように行動することです。
ただし帰りの新幹線は新幹線の自由席に座れない場合があるので、注意が必要です。
青春18きっぷ
時間のある大学生が使う手段としておなじみ。
めちゃくちゃ時間を使って疲れるし、お尻が痛くなるので、僕は使ったことはありませんが、ライブ遠征で、青春18きっぷを使う大学生はそれなりにいます。
バス
夜行バス
新幹線に乗るお金がない人は、夜行バスに乗ることになりますが、
寝れないなどの理由であまり乗りたくない人もいると思います。
実際に僕も社会人になってからは、新幹線や飛行機の利用が増え、夜行バスを使う頻度が落ちました。
しかし、夜行バスにも利用するメリットがちゃんとあります。それは主に以下の2点。
①新幹線の終電より遅い時間の出発でも、次の日の朝に帰ることができる(場合がある)。
②当日の早朝から現地入りできるので、イベントの行列に早く並んだり、観光を楽しめたりする。
なので、夜行バスに乗ることも1つの手段として、考えてみてはいかがでしょうか。
僕は以下のサービスで、目的地までのバスの比較を行った上で、利用するバスを選んでいます。
昼行バス
①隣の人のイビキがうるさいから、夜行バスはイヤ。
②観光はどうでも良いから、ライブの数時間前に到着できれば良い。
というあなたは、昼行バスを使って当日移動でお金をかけず遠征する方法もあります。
東京⇄名古屋・仙台発着なら使ってみる余地があります。
早朝出発の昼頃到着で、ライブに少し時間の余裕を持ちつつ時間をもて余すこともありません。
渋滞がそこまで心配にならないなら、検討の余地アリです。
自動車(自家用車)で移動
仲の良い知り合いが多い場合は、自家用車で遠征するというのもアリです。
遠征費を抑えることができるだけでなく、好きな時間に出発でき、
地方の僻地(フェス会場など)への移動にも使いやすいのは、自家用車移動の最大の強みです。
また、好きな曲を流しながら仲の良い人とダベることができるのは、非日常感のある楽しい遠征となるでしょう。
しかし、ドライバーはお酒が飲めないので、お酒好きにはつらい上に、
車が故障した際に移動できなくなるデメリットは、十分に理解する必要があります。
飛行機
飛行機を使う必要がある場所に遠征する場合は、チケットを確保できたら、必ず飛行機の予約を速やかに行いましょう。
飛行機の予約はフライトの当日に近づけば近づくほど、座席を確保することが難しい上に、
フライトの料金も割高になるので、早めの予約を心がけましょう。
JAL&ANAとLCCの比較
もし遠征費を抑えようと思ったあなたは、LCCを利用することを考えるでしょう。
でもその前に、ライブまでの期間が長い場合はJALとANAも検討してみてはどうでしょうか?
JALとANAには早期割引があります。遠征当日が先であればあるほど、早期割引で運賃を安く抑えることができます。
その場合、直前に申し込む場合の半額以下となり、意外にも運賃を安く抑えられます。
他にもJAL&ANAとLCCそれぞれのメリット・デメリットがあるので、簡単に紹介します。
JAL&ANAのメリット・デメリット
メリット
1.遠征日が先の場合、早期割引を使えばそこまで運賃がかからない
2.羽田空港発着のため、アクセスが良い
3.クレジットカードで会員になればマイルが貯められる
4.欠航した場合もサービスが保証されている
デメリット
1.直前になると運賃がとんでもなく高い
2.クレジットカードの年会費がそれなりにかかる
LCCのメリット・デメリット
メリット
1.セールでかなり運賃を抑えることができる場合がある
2.基本的にJALとANAより運賃が安め
3.JALとANAで網羅できていない便があるときに重宝する
デメリット
1.直前になると運賃が意外にそこまで安くない場合もある
2.ほとんど成田空港発着なので、交通アクセスが悪い
3.クレジットカードがないので、マイルが貯まらない
4.欠航した場合のサービスが全くない
JAL
僕はJAL CLUB EST会員で、JALクリスタル会員になるくらい利用しています。
JALカードの年会費+JAL CLUB EST会員費5400円と割高ですが、
5000eJALポイントが毎年付与され、JAL CLUB EST会員費がポイントに変換されただけなので、
20代で遠征・旅行をするあなたは、JAL CLUB ESTカード会員はいかがでしょうか?
メリット(他にも特典アリ!!)
1.国内線サクララウンジが年間5回利用可能
2.5000eJALポイントが毎年付与される
3.ボーナスマイル追加
①年初めのフライトで+1000マイル
②フライトごとにマイルが5%アップ
デメリット
1.年会費が高い(CLUB-A会員の場合、JALカードの年会費+5400円)
年会費が少し高い以外のデメリットは特に感じておりません。
ANA
僕はJALカードを持っているので、JALの予約を優先して、ANAは基本的に選択肢から外しておりますが、
以下2点のどちらかに当てはまる場合は、ANAを利用することがあります。
1.遠征のスケジュールから、JALよりもANAのほうが時間的に余裕がある場合
2.JALで網羅できていない路線がある場合
また12歳以上25歳以下のANAマイレージクラブ会員であれば、当日空きがある場合のみANAに乗ることができるので、
25歳以下のあなたは、移動手段の1つとして頭の片隅に入れておいて良いかもしれません。
LCC
基本的にLCCはあまりおすすめしませんが、JALとANAで網羅できていない便を利用するときにLCCを探します。
例えば、スカイマークの夜行便。
夏季限定で、那覇空港と新千歳空港の深夜早朝便を利用することができます。
これは「次の日までに帰られなければいけないけど、アンコールも最後まで観たい!!」という状況で重宝します。
また福岡行きのスターフライヤーは便数が多く、
かつ羽田空港から離着陸するので、これも選択肢の1つとして頭に入れておくと良いのではないでしょうか。
(スターフライヤーは内装も高級感があり、狭くなく乗り心地が良い!!)
26歳以下ならスターユース割引で少し安く利用できるので、若いあなたは十分には選択の余地アリ。
JALとANAで網羅できない便で、LCCは嬉しい交通手段となります。
【2017年度版】初めてのスターフライヤー体験記(羽田⇒福岡)
宿泊先
飛行機の予約と同様にチケットを確保できたら、宿泊先も速やかに抑えましょう。
自分の行くコンサートやライブがメジャーでなくても、同日に大きな規模のイベントがある場合、宿泊先がどこも埋まってしまっている場合があります。
できればライブ会場から近い宿泊先を予約すると、なお良いです。
ビジネスホテル
ビジネスホテルの料金はピンキリ。
観光目的であれば、高い宿に泊まってみても良いかもしれません。
ですが、この記事を読んでいるあなたはおそらく「できるだけ予算を抑えたい」と思っているはずなので、
「安さや立地だけを重視すると失敗する」ことは言っておきたいです。
というのは僕が昔、駅近という理由で選んだ宿泊施設が汚くてタバコ臭かったのでイヤな思いをした経験があるからです。
なので、口コミの評価などもよく吟味した上で、宿泊施設を選びましょう。
僕はじゃらんnetをよく利用します。
じゃらんnetカプセルホテル
カプセルホテルは1泊約3000円程度で泊まれることもあるので、ビジネスホテルよりも宿泊費を抑えることができます。
あまり予算がないあなたはまず、カプセルホテルを探してみましょう。
貴重品の保管については、寝床になるカプセルの近くに自分の鍵付きロッカーがある場合が多いので、そこまで心配する必要がありません。
よっぽど狭いところがイヤじゃなければ、遠征のテンションでカプセルホテルの狭さも楽しみに変わると思います(笑)
しかしカプセルホテルは東京などの主要な観光都市には多い一方、地方都市では見つけづらいかもしれません。
カプセルホテルもじゃらんnetで探すことができます。
じゃらんnetネットカフェ
「単純にお金がない。」
「もともと遠征に行く気がなかったけど、やっぱり急に行くことになった。」
というあなたはホテルではなく、ネットカフェの利用を考えることになるでしょう。
カプセルホテルと同様に安くシャワーも使えたり、漫画が読み放題である反面、
個室スペースの天井はない場合が多いのでセキュリティ的にはよくありません。
ネットカフェを宿泊に利用する場合は、貴重品の管理に十分気を付けましょう。
ラブホテル
「ラブホ?男女2人でいくところじゃないの?」と思うかもしれません。
ラブホテルも宿泊先の1つとして十分どころか、ビジネスホテルを超えるコストパフォーマンスを誇る宿泊先です。
最近はビジネスホテルよりも清潔感と高級感があるラブホテルも多くなってきています。
「そもそも男女2人でしか使えないのでは?」という心配は無用。
ラブホテルによって違いはありますが、
1人のみの利用や同性2人での利用ができるラブホもあるので、
ビジネスホテル代わりに宿泊する人が最近増えてきています。
デメリットとしては、予約なしで行くとすでに埋まっていることが多いことと、
風◯好きな人は、ついデ◯◯ルを呼んでしまい余計な出費がかさんでしまうことでしょうか。
ラブホテルを探す際は、ハッピー・ホテルというサイトが見やすいです。
友人または知り合いの家
遠征先に友人や知り合いの家がある場合、泊まれらせていただくことも選択肢の1つ。
宿泊コストがほぼかからない上に、仲の良いファンと一緒に修学旅行気分でテンションが上がります。
よく行く遠征先がある場合は、友人や知り合いと賃貸をシェアするという方法もあります。
持ち物
スマホ&バッテリー
もはや、スマホは人間の臓器。オタクは特に当てはまります。
遠征・旅行では最新の天気、交通やライブ&物販情報を確認するのに使います。
そして、遠征では何回もスマホを充電できるバッテリーを持っていきましょう。
スマホの充電切れがオタクの死と言っても過言ではありません。
僕が実際に使っているのは、このバッテリー。
持ち運ぶ際はちょっと重く感じますが、
何回も充電できるので、残りの充電を気にせずスマホをいじれます。
財布
ライブ・コンサートの物販は、クレジットカード非対応で現金払いのみなので、
現金を銀行からおろすことをお忘れなく。
財布をなくしたとき、お金に困らないように財布とは別の場所にお札を忍ばせておきましょう。
薄い財布は小銭が少し扱いづらいですが、なくしにくいのでライブ遠征に向いています。
この機会に薄い財布に買い換えてみてはいかがでしょうか。
小さい財布もアリですね。
家の鍵
家を出る前は火の元栓を確認し、空き巣に入られないように戸締まりはしっかりと。
遠征中は家の鍵をなくさないように、細心の注意を払いましょう。
防犯のため、鍵にシールを貼ることもお忘れなく。