アイドルの追っかけを後悔しないためのオタクの過ごし方

僕は「アイドルオタクをしていたことに後悔はない。やりきった。」と言い切れる。

「オタクをするからには後悔のないようにアイドルを追いかけてほしい」と、僕はオタクをしているあなたに対して言いたい。

何故かと言うとアイドルの卒業は、突然だからだ。

卒業フラグを立てながら活動するアイドルもいるが、そのほうが少ないと言えるだろう。

よっぽど勘の鋭いオタクでないと、卒業を仄めかさないようにしているアイドルの変化に気づくことは難しい。

女性アイドルで言うと、そろそろ2010年代前半に活躍したアイドルが全滅しかかっている。

それは@JAM EXPO 2018の@JAM ALLSTARS 2018メンバーのメンツを見ても一目瞭然だ。

アイドルの卒業が多いなんて、今に始まったことではないから、無理してオタクするものではないと思うかもしれない。

でも、僕が実際に経験した結果から「好きなアイドルの追っかけは後悔のないようにやれ!!」ということを語ろう。

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目次

管理人の経験談

卒業発表は突然に

その日のことを僕は忘れはしない。

とある日、いつものように会社の残業を終え、スマホでTwitterを見ると、僕がガチ恋していたアイドルがいるグループの運営から公式ホームページを通して卒業発表のお知らせが。

最初は「まあ、芸能活動続けてくれれば、それでいいっしょ(笑)」と思っていたが、卒業発表後の最初のライブイベントでガチ恋していたアイドルと話してから、急激に寂しい気分になっている自分がいる。

あのときは「ああ…◯◯ちゃんにもう2度と会えないのか……………………………」と本気で悲しくなった。

しかし、不幸中の幸いなのか、卒業ライブまでに4ヶ月の猶予期間を与えられた。

これは、卒業するアイドルのオタクにとって恵まれているほうである。

与えられた猶予

ラスト4ヶ月の間に、全国ツアー全26公演が発表された。

ただし、急に決まったことだからなのか、相変わらず運営が無能だからなのかは、結局わからずじまいだが、ライブのほとんどは平日開催。

それでも僕は有給休暇・半休・フレックスを駆使して、できる限りライブに多く行った。

(そこまで多くは行けなかったけど、16/26公演だったかな?)

中でも、午後半休で会社を抜け出し、北海道へ直行したのは印象深い。

ダブルアンコールが想定されるライブだったので、あらかじめタクシーを手配。

実際にダブルアンコールが終わったあとタクシーに乗り込み新千歳空港へ。

新千歳空港から夜行便で羽田に帰って、そのまま羽田空港に泊まり、会社に出社したら全く仕事にならなかった(爆笑)

休日もツアーライブとは別にイベントが多かったので、毎週のように通った。

恒例だったイベントも「最後の」という言葉が決まり文句になっていたので、僕は高級な食事を最後までじっくり味わうかのように、1つ1つライブの楽しさ、好きな人(ガチ恋しているアイドルのことです)への気持ちを噛み締めていた。

ラストの1ヶ月は何故か、その前の月に全国ツアーが終わったこともありライブの本数が少なかったが、ラストの月にふさわしく、ほとんどのライブで最前。

卒業ライブも運よく整理番号5番以内のチケットを確保することができ、僕がやれることは全てやり尽くした。

卒業ライブが終わって、好きな人と最後の会話をしたあとは、

矢吹ジョーのように真っ白に燃え尽きていた。

あまり、オタクが自分で頑張っているアピールみたいなことはしないほうが良いが、もう僕は少なくともおまいつの立場でオタクですることはないので、卒業ライブまでとにかく推しを追いかけまくったということを語ってみた。

どうすれば後悔のないオタクができるか

好きなアイドルが卒業発表されてから全力でオタクをするのは、よくあること。

しかし、卒業発表されて「今までもっと行っとけば……」という後悔をTwitterで呟いているオタクは多い。

卒業発表後に後悔するタイプのオタクは、卒業までに全力でオタクしたとしても、後悔が残る場合があると思う。

僕の例のように、卒業まで猶予が少ないのが一般的だからだ。

では「アイドルの追っかけを後悔しないためにはどうすれば良いのか?」についても語る。

普段から全力でオタクする

普段から周りからおまいつだと思われてしまうくらい全力でオタクする。

これに尽きる。

オタクの他界理由の1つに「アイドル運営が無能」というのが挙げられるが、アイドル運営なんて社会のはみ出し者の人間が大半である。基本的にいい加減な人間しかいないし、こればっかりはしょうがない。

だから「ある程度楽しめている」「アイドルにガチ恋している」状況ならば、全力でオタクすることを僕はすすめる。

他のアイドルの卒業発表を他人事と思わない

僕もそうだったが、どこかで他のアイドルの卒業を他人事と思っていた。

しかし、当時の自分のように通っているアイドルの卒業発表に耐性がないオタクもいるから、以下のことだけは意識しておこう。

「アイドルは永遠の存在ではない」

好きなアイドルの卒業を糧に生きる決意をしろ

好きなアイドルの卒業に、心の整理が追いつかない。

アイドルの卒業とともにオタクを卒業する人の場合、これから何をすればいいかわからなくなる。(経験談)

このブログで何度も言っているが、

アイドルの追っかけほど、刺激的で「生きている」という実感が得られる趣味はない。

つまり何が言いたいのかというと、好きなアイドルの卒業後に刺激を求めて惰性でオタクをし続けるか、オタクをやめて魂の抜け殻になってしまうリスクがある。

ちなみに好きなアイドルが芸能活動を続けていても、興味がなくなることがあるのも、オタクを全力でやるべき理由の1つ。

(なんやかんやでアイドルがアイドルをしているときがオタクを一番楽しめる。)

そのために好きなアイドルの卒業前も後も、自分のこれからの人生に向き合っていく覚悟を持つ必要があり、自分の在りかたについても熟考するべきではないだろうか。

余談だが、僕はガチ恋オタクだったので、好きなアイドルと付き合うにはどうすれば良いかを考え続けた結果、自分も何かをクリエイトする側にならなければいけないことに気づいた。

まとめ

本記事を読んで「お金がなくなりました弁償してください」と言われても何もできないが、少なくとも自分の納得するレベルでオタクをやり切るべきである。

あなたのアイドルの追っかけに後悔がないように。祈っている。

やり切って燃え尽きれば、オタクも自然に卒業できる。

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